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熱中症と熱射病

猛暑の中、扇風機のみでしのいでいるとこちらの投稿に書いたが、

昼寝中、室内で熱中症っぽくなってしまった。
頭痛と倦怠感と戦いながら、涼しくなる夜をひたすら待っているところだ。

常々思っているのだが、いつ頃から「熱中症」という言葉は使い始められたのだろうか。

私が日本にいたころ、昭和の子供時代の時には確実に、同じ症状を「熱射病」と称していたと思う。

気になって調べてみると、熱中症とは、熱射病、日射病を包括する言葉だそうで、熱中症の中に熱射病も含まれる、とのことだ。

日本を離れていると、こんな風に知っていた言葉が違う言葉になっていたり、全然知らない言葉が増えてきたりして、浦島太郎気分を味わう。

熱中症とともに、私が「え、これってこう言ってなかったけ?」と思った他の言葉として、「離脱症状」がある。

アルコールや薬物依存の人が、それらを断った時に出てくる不快な症状を指す言葉であるが、私が知る限りは「禁断症状」と言われていたと思う。

これについても調べてみたけれど、いつからか離脱症状という言葉に入れ替わったかは、判明しなかった。

そういえば、アルコール依存症、も昔はアルコール中毒と言われていたが、これは妥当な変更だと思う。
中毒、というと、食中毒などの、直接体に害がある方を連想させ、紛らわしいと思うのだ。

そして、新たに知った言葉として、ワンチャン、があった。

これまで未知の若者語を見かけることがあっても、なんとなく文脈から意味がわかったりしたのだが、ワンチャンは数年前、youtubeで耳にして、ものすごく新鮮だったのをおぼえている。

昔だったら、海外在住だと、日本語の変化についていくことは大変だったと思うけれど、こうしてインターネットが普及した現在に、ありがたく思っている。

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