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海がきこえる

友だちから「1時間後に一緒に映画観れる人募集!」とのことで突然観た。突然友だちと会えるのってうれしいね!「海がきこえる」と言う日本語がまず美しすぎる。

地方出身のパートナーが出来てから、その土地らしい景色や食べもの、温度、言葉に囲まれて過ごした人がずっとうらやましかった。
自分の部屋の窓から海の音が聞こえたり、学校からお城が見えたり、住んでいる人からしたら当たり前の偏った景色が、時を減るにつれて宝ものになる現象に対して異常なロマンを感じているので、実際以上に美しく感じたかもしれない……!

とにかく構図が凝っていて、映像的に新しいことをするぞ!という意思がバシバシ感じられたのも良かった。美術室でメモを書くときに、机の下から顔を抜いたカット(画像なかった)、画面の3分の2がワントーンの路地裏で3分の1がカラー、登場人物たちが会話するカットもめちゃくちゃオシャレだった(画像なかった)。会話が止まった絶妙なタイミングで路地裏にいるワントーンで描かれた人物の立ち読みする雑誌がめくれる音がするの!(何も伝わらない!)
あと、ひさしぶりに実家に帰って海を散歩するとき、波止場のへりに足を引っ掛けてもてあそぶのもよかった(画像あった)登場人物の足がメチャクチャ長い。体の7割くらい足やん。この頃の髪型や服装、ほとんどいまの男の子じゃんね

こういう海っぺりのでっぱりの名前がわからん

そのほか、美しかったシーンをネットの海から拾ってきたのを載せておきます。本当に映像が素晴らしかった……(内容は登場人物の感情がずっとビミョ〜〜に掴めなくて、なぜ今怒る…?ここは怒らない……?!みたいなのが多かった)

トレンディ〜〜!!!
こういう景色に憧れがある
このシーンもよかった。
中央の男の子はずっと貧乏ゆすりしてる
電話くると母から大声で呼ばれて
電話を廊下に持っていって話すスタイル
有名な画像、この映画だった!

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