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留学を終えて思うこと。

約2年間のアイルランド生活が終わり、いろいろ思うところを書こうと思います。
この記事とは別に、留学の話を細かく書いてるのですが数か月前から放置しているのでそちらはまた別に今度。。。いつか。。。書き進めたいと思います。

まず、本当に行ってよかったと思いました。
学生時代は留学なんか、全然興味が無くて海外も別に・・・って感じでした。
でも、学生の時身内にとりあえずヨーロッパ見ておいた方が良いという謎のアドバイスをもらい、とりあえず大学院の卒業旅行でヨーロッパに行ったことをきっかけに、いつかまた行ってみたいなと漠然と思うくらいにはなっていました。

社会人時代では、企業に対して違和感を覚えてそれを思考停止させてそのまま居続けられることが出来ないなと思ったあたりで一度海外を見ておいた方が良いなと思い、留学を決意しました。
また、いつも恋愛がうまくいかないし、友達にも外国人の方があってるんじゃない?と言われたこともあり、もしかして外国人の方がうまくいくのでは・・・?という浅はかな考えを検証したいという気持ちも相まって、恋愛も積極的にしてみたいなと思いました。もちろんご縁があれば。

そして、行ってみて、色んな人と出会えたのは本当に大きかったです。
同い年で、イタリア出身でフランスで事業を行って既に家を購入して彼女と仲良く住んでいるという友人、大学に入学する前に合間を縫って留学に来ていた子たち(賢い・・・・!)、夫婦で留学に来ている同い年くらいの子たちから退職後時間があって来たという人たち、私のように会社を辞めて出稼ぎに来ている人たちなど、本当に色んな背景を持った人たちに出会えました。
彼らと話しているとき、自分の将来は何となくこうなるだろう、というあまり明るくない未来の予想図を話すと「え?楽しい選択しなよ。なんでしないの?」と不思議に思われ、楽しく生きろと毎度いわれました。
そうか、私の意思決定はそんなにも悲観的になっていたのか・・・?と気づかされることもあり、自分の限界は自分で決めていただけで、それで苦しくなっていたのかという事にも気づかされました。

そして、学生時代に辞めた音楽。
ひょんな事から地元で音楽活動をしている人と出会い、彼が楽器を貸してくれて学生時代ぶりにトロンボーンを吹くことに。
なんと私は異国の地でバンド演奏なるものや、ブラスバンド活動をしてきたのです。
行く前はそんなこと一ミリも思わなかった!!
結局これが楽しくてビザを延長したりして、本当に楽しかったです。

ワーホリのビザがまだ使えるので、もう1年同じ地で、楽しみ将来何者になろうか色んな事に触れて考えていこうと思います。

そして、恋愛の方は、なんだかんだありながらも現地の良い人と巡りあうことが出来ました。
遠距離恋愛かつ結構年下という色んなハードルがある中で、相手のメンタルは非常に安定していて、安定しすぎていて連絡しなくても大丈夫な人なので、この恋愛のカギは私のメンタルが握っているなあと思います。
またメンタルを鍛え上げて精神を整えることにフォーカスして何とかうまくいくよう努力しているところです。
遠距離うまくいったことないので、どうしたらうまくいくかも勉強中です。。。

留学前、その英語力で留学とか…wみたいな事を言ってきた人たちがごくごくごくわずかにいましたが、特に問題ありませんでした。
私と同じ性格で同じ英語力で挑戦したことがある人からのアドバイスなら、そうかもしれないけれど、全く違うからやってみないとわからない。
カスみたいな英語力でも、めちゃくちゃ楽しかった。
1年学校通ったし、なんだかんだ日常会話くらいネイティブとも話せるようになったし、ネイティブだけじゃない色んな国から来た人の癖も慣れてきた。
初めて生きやすい場所ってあったんだって事も思えた。
もちろん英語伝わらなくて5回ほど挫折して泣いた事もあったけど、悔しくて頑張って勉強した。

振り返ると色々あったなぁと思います。
日本で苦手と思っていた接客業も、意外に外国では性に合っていたのは新しい自分を見つけた気がしました。(誰も店員に期待していないという根底があり、プレッシャーがないため。でもアイルランド人はみんなフレンドリーなので、接客業は楽しい)
そして、たくさん休んで力を蓄えたので、次はこれをどう社会に還元(つまり働くってこと)できるかなぁとちょっとワクワクしたりもしています。

今までいろいろ辛いことがあって、人生何度もくじけそうになったけど、人生ここから!と再出発したいと思います。

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