理想の恋人【未来予想短編小説】
今日は友達と遅くまで飲んできて、ちょっとほろ酔い気分だ。
明日は土曜日だし、
と思って飲むといつも以上に盛り上がってしまった。
「ただいまー」
「おかえり。遅かったじゃん」
彼氏の純平はちょっと面白くなさそうな顔をして玄関まで出迎えてくれた。
「うーん、ちょっと飲みすぎたー」
お店を出た時はほろ酔い気分だったのに、帰り道歩いたせいで酔いが回って玄関でぐったりした。
「ちょっとそこで寝ないで服着替えてベッド行って」
「うぅ~」
ぐったりしてる私をひょいっと持ち上げてベッドまで