星空案内|アンドロメダ銀河(M31)
Go West.
旅先からの帰り道を突き進む。
太陽が沈むのと私が先に着くかの勝負だ!と言わんばかりに。
お天道様はウキウキな様子で美しい秋空を見せてくれていた。
もしや今日は土曜日?と問いかけた瞬間、
「星の館へ行こう」と思い立ったのであります。
✨
今夜、お任せされたのはアンドロメダ銀河。
古くは、アンドロメダ大星雲なんて呼ばれてたような記憶もありますが、銀河でございます。
私たちの住む天の川銀河のご近所さんになります。
天の川銀河の大きさをお家一軒の大きさとすると、アンドロメダ銀河は25mほど離れた場所にあるお家ですね。(計算あってるんだろうか・・・爆)
ほんとかよー!って感じですが😆
ちなみに「M31」というのは、メシエさん(Messier)が見つけた天体で31番目という番号をつけたことに由来しています。
長い時間をかけて写真にするとこんな風に見えます。
望遠鏡でみるとメガネの一点が曇ったように見えてちょっとガッカリする見え方になります。
でもそれが何千億個もの星の集まりだと思うとスゴクないですか?😊
神話によるとアンドロメダ座は、アンドロメダ姫を表しています。
過去に私が女装した「織姫」と「おとめ座」。
次はアンドロメダ姫を狙っております😆
それはさておき。
天の川銀河とアンドロメダ銀河、近い将来(といっても数十億年後)に衝突します。衝突といっても星々がぶつかり合うことはなく、銀河が互いに引かれあって重なって一つの巨大な銀河になります。
最近のニュースではすでに衝突が始まってるとか。
まぁ気にしないでいいです。互いの気配を感じたくらいのことです😆
それにしてもすごいですねー。
宇宙に浮かぶ小さな塵が他の塵に引かれてぶつかる。
ぶつかるとちょっと大きな塵が出来上がる。
それが何度も何度も繰り返されると、大きな石ころみたいなのが出来上がる。
その石ころがまたぶつかり合う。
それが繰り返されると大きな星が生まれる。
大きくなった星は光を放つようになる。
大きくなった星は、さらに大きな星の重力に引っ張られて飲み込まれたり、寿命を迎えて新たな生命を育む場所になる。
数えきれない星たちが大きな重力に引かれていつしか銀河を形作る。
何億、何十億光年という時間を経て。
人と人がぶつかることに比べるとなんと自然なことか。
感情というやっかいなものを抱えた人間もこうやって「大きく」なっていきたいものです。
夜空を見上げると、そこには煌めく星たちが。
その星はすべてが天の川銀河にある星たち。
アンドロメダ銀河は天の川銀河の外にあるから、これは例外だけど😆
アンドロメダ銀河に住んでいたらきっと同じような光景を見るんだろうなと思う。
あっちは天の川銀河より大きいからね。
もっとたくさんの星が見えるんじゃないかなと思うんだけど。
行ってみたいですね。
見たこともない地へ。
見たこともない景色をこの瞳に。
Go Westだな。
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