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ロシアンブルーと読書 -1日目-

朝よりも昼の方があったかくて好きなあわちゃんです。
今日からちょっとづつ、三砂先生が日々読んでいる本の紹介をみんなにも見てもらえるようにしようと思います!

紹介文は三砂先生が書いてるものをそのまま記載してるわん。
ロシアンブルーのお友達も同居しているので、いつか紹介できたらいいなと思ってます。

わんちゃんが更新担当なので、更新頻度が気まぐれなのはご容赦ください

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更新担当兼、三砂家の愛犬あわちゃんです!よろしくです。

1冊目 楽しい週末 池澤夏樹

研究テーマにしようとしているブラジルの「カヌードスの乱」について書かれている。1990年代のはじめに書かれたとは思えない内容であり、優れた作家は預言者である、と痛感する一冊。


2冊目 クララとお日様 カズオイシグロ

カズオイシグロの新作「クララとお日様」読みました。「私を離さないで」もそうでしたが、人類の可能にしつつある技術をこんなふうに描けるのはこの人ならでは。厳しい内容なのに、ぽっ、と、まさにお日様の暖かさが沁みてくる。

3冊目 私が幸せになるまで 吉川ひなの

吉川ひなの「私が幸せになるまで」。吉川ひなのさん、おむつなし育児を実践してくださって、こんな本も書いてくださって、拙著もご紹介くださって、ちょっと涙ぐんでしまいます。
何より彼女がおむつなし育児を楽しんでくださって、それが彼女の「幸せ」のひとつにあげられていることが、うれしい。
おむつなし育児の本ジェシカ・アルバの本の隣に紹介されていて、感激しました(長男は12歳だった頃から大ファンらしいニャン)。

4冊目 一度きりの大泉の話 萩尾望都

萩尾望都は私の人生を方向付けた人。「ポーの一族」なしには私はロンドンに行かなかった。ロンドンに行って結局ロンドン大学に10年勤めていろんな意味で人生変わってしまった。そういう方が、こういう本を書かねばならなかったという状況。人間って大変だが、読んでよかったと思える一冊だった。どんなことがあっても創作者はすばらしい作品を私たちに届けてくださることに、ただ、感謝。






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