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パーマカルチャーの考え方による農場デザイン

名前の響きの良い「パーマカルチャー」
1900年代に考案された「permanent(永続的な)」と「culture又はagriculture(文化、農法など)」を組み合わせた造語で、現在は持続可能なライフスタイルを目指す若い世代に広く支持されている言葉です。日本にも先駆者大勢。

農業研修をさせていただていた東北の師匠が日本でのパーマカルチャーデザインの先駆者のひとりだったこともあり、20代の研修中は農場や暮らしのデザインについて様々に学ばせていただきました。

パーマカルチャーの話については多岐にわたるのですが、農場のデザインについては、「作物の特性」や「人のライフスタイル」に合わせて効率的に且つ環境負荷の少ないように作付計画を立てるということがメインかと思います。

簡単にいうと、家の周りでは日常的なお世話が必要な果菜類やハーブ、ニワトリなど、また、離れた農地では穀類や芋類、採草地などあまり手のかからない(広い栽培面積の必要な)作物などを育てるというイメージです。

「パーマカルチャー~農的暮らしの永久デザイン~」ビル・モリソン、レニー・ミア・スレイ共著
田口恒夫、小祝慶子共(1993年日本語版第1刷発行)
パーマカルチャーの書籍より

僕たち家族は茂木町に移住して4年。少しずつ実行に移しているのですが、現在の母屋周りや農場は以下のようなイメージです。

「月noco」の暮らしと農場デザイン

日本でも元来は里山の暮らし自体が洗練されたデザインにもとづいていたのだろうと思います。少しでも近づいていきたいものです。

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