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もみがら燻炭づくり

年初めの農作業。1月21日(土)は「もみがら燻炭づくり」「年間栽培計画の立て方」の2つの作業を主に行いました。


1月21日(土)。こんなスケジュールでした🌞。

①「もみがら燻炭づくり」

まずは、お米作りの副産物であるもみがらを活用したもみがら燻炭づくり。もみがら燻炭は、育苗土の通気性や通水性を改善したり(育苗土に1~3割混ぜる※多すぎNG)、根圏の微生物が住みやすい環境を整えてくれたりし、作物の根張りを良くしてくれます


農家の冬の風物詩。もみがら燻炭づくり。
「根張り」。何といっても根っこの環境が大切。
もみがら燻炭の作用いろいろ。

作業の日は燻炭器を使用し、野積みのやり方とドラム缶を使用したやり方の2つの方法で行いました🔥。

野積みのやり方。当日は180リットルの袋で2袋分。約2時間半で完成。
早朝からはじめれば1日で5袋分くらいできます。
もくもく~。
こちらは上部を開けたドラム缶を用いたやり方。コンパクトにでき、少量の水で消火することができます。

以下は、2022年につくった際の野積み2本仕立ての流れです▽▽🔥。

野積み2本立て。燻炭器を1mくらい話して2つ設置し焼成。1日で10袋分できる。
焼き上げ中。
焼き上がり。
美しい。
野積みの場合、最後は薄く広げ、まんべんなく水をかけて火を消します。
◎水は下部まで充分にいきわたるようにたっぷりかけます☔☔。鎮火がしっかりできていないと
翌日には灰になってしまうことも。

出来上がり後の保管のポイントは何といっても火事対策

焼成日の翌日(または2~3日後)に煙が出ていないことを確認し、袋に入れて保管します。鎮火していないまま袋に入れてしまうと、そこを火種に火事になってしまう場合もあるのでしっかり確認します。

↑↑燻炭づくりの流れ。

活用方法が様々にあるもみがら燻炭。

もみがらが手に入る方はぜひおススメです。(◎焼き上げ中、一緒に焼き芋をつくるのも楽しいかもしれません笑🍠☺)

また、もみがら燻炭づくりの合間には、畝立て有機質肥料の施し方の実践を行いました。この日は手作業でスコップや備中鍬、レーキを使ったやり方。機械をつかったやり方はまた日を改めて行いたいと思います。


写真、ありがとうございます!

「有機質肥料の施し方」については、以下の記事もぜひ。

https://note.com/tsukinoco_hibi/n/n80001218f30a

そして、午後は少ない時間でしたが「年間栽培計画の立て方」をテーマに話し合いました。

栽培計画を立てる際のポイントは主に以下の3つ。書籍や種の袋を観ながら図面に書いておくと春からの農作業がスムースになりおススメです🌞。


最初に栽培計画を立てる際に🌞。

こちらの栽培歴(PDF)もぜひ。我が家の例です。

栽培歴の例↑↑。

https://89e246fe-899b-406f-876a-db924c7ecec1.filesusr.com/ugd/e0be39_47f7e0e357b6405abc34406273519fa4.pdf?index=true



当日ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

まだまだ寒い日が続きますが、春の農作業を楽しみに過ごしたいですね~~🌞。

次回の「冬の里山ごはんのがっこう」は2月4日(土)に「踏み込み温床づくり」を行います!


次回は春の種蒔きに向けて踏み込み温床を作ります!
乞うご期待!



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