「新宿えれきてる 壱」を拝読しました
「新宿えれきてる 壱」を拝読しました。
新宿区という歓楽街を舞台にした
歪でグロテスクな人間の側面を描いた作品です。
明るい話の流れで重々しい事態が動いていくのが痛快です。
そしてキャラクターたちの濃さが
街のアンダーグラウンドな情景に相応しい濃度!
ゲイやニューハーフ、レズビアンにカニバリズム、解体系SMや幼児性愛。
グロテスクで極彩の世界観の中で当然のように息をしている様子が
様々なシーンにちりばめられています。
みんなちがってみんないい。
そんな様子が見て取れる作品ではないでしょうか。
個人的にびばるさんのご対応のスマートさには感動しています。
見習いたい菩薩力。
とても素敵なものをお迎えできて嬉しい気持ちでいっぱいです!
2016.02.11 ツキノベ