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ツキノポエトリー

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いつも孤独を抱きしめながら、放課後のほとんどを書店で過ごしていた中学時代。銀色夏生さんの詩集に心がふるえて、詩を書き始めた。 今も孤独を愛し、書くことで心を満たす。 ツキノポエ…
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#毎日note

朝と夜の願いごと

早く朝が来てほしいと願う日は カーテンを開けたまま眠る ゆっくりと近づいてくる朝の足音が …

月乃
8日前
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銀色の月が見える丘で

数年ぶりに手紙というものを書いています いつも優しくて 丁寧な言葉をくれる あなたが大好き…

月乃
9日前
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月の呪文

夜空に散りばめられた星屑みたいに 言葉のカケラがぽろぽろ落ちてくる ひろって紡いで ひろっ…

月乃
11か月前
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尊くて価値がある

共感力が高まって だれかのために あなたのために なにかしたい チカラになりたい そんな気持…

月乃
3週間前
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愛ばかりの世界で

あの人より劣っているとか あの人より持っているとか 人と自分を比べることの無意味さに 気づ…

月乃
3週間前
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世界はグラデーション

地球の温度を確かめるように 砂浜を裸足で歩いていた 潮風がハラハラと髪をなでて じゃあね。…

月乃
4週間前
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なつのさがしもの

この夏のわたしを振りかえる かけがえのない愛に気づいたこと 絶対安心な居場所を見つけたこと とにかく思いっきり楽しめたこと 本当は強くて本当は弱いわたしがいたこと この夏に置き忘れてきたものはなんだろう?

星の降る場所

もうあの頃には戻れないけれど もう一度あの場所に帰れたなら 無数の星が流れるあの場所に こ…

月乃
1年前
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もう一度始めよう

だれかに認めてもらいたくて だれかに愛してもらいたくて 本当の自分を隠すように 氷の仮面を…

月乃
1年前
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moonlight

心の奥の一番柔らかいところに 触れたような気がしたんだ 細く蒼白い月明かりが 痛いくらい優…

月乃
1年前
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