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マウントされた気持ちを癒す方法

こんにちは!メンタルコーチつきのです。

つきのが住む地域は今日はとても晴れやかな天気です。
こちらは昨日雨でしたので、晴れて気持ちが爽快です!

今日のテーマは「マウントされた気持ちを癒す方法」です。

マウントという言葉、私が小さい頃は知りませんでした。
つきのは年齢は40代ですが、
私が小さい頃はあまり日常で使う言葉ではなかったように思います。

いつからかよく目にする言葉になりましたが、
それだけそのことに悩んでいる人が多いからかな、あるいはそれまでもそのことに悩んでいたけれど、やっとピッタリくる言葉に出会えて使うようになっているということもあるかもしれませんね。

私の方がすごい。
私の方が偉い!

というマウントから、

私の方が大変!
私の方が苦労した!だからすごい。その程度で弱音を吐くあなたは弱い!

という苦労マウントまでマウントの種類も様々。

「あなたの方が下、私の方が上」

という態度、言動を取られると、誰でも不快なものです。

手の込んだマウンティングですと、

「私の発言がマウントだと思ったのはあなたの心に劣等感があるからじゃないですか?」

と失笑をしてくる、などもあります。
こちらの捉え方が問題であるという言い方ですね。

もう、しんどいですよね。。。

そして、私たちも、無意識、無自覚でマウンティングをしていることもありうるということも、付け加えておきます。

人間も動物の中の一つですから
本能としてどちらが上か下かというのを決めたがるという本能はあるそうです。
人間社会で生き残るために、舐められないために自分を誇示する必要がある、
それを本能的に知っているから、マウントしてしまうというのがあるのだそうです。

ここで、
「人と比べなくていいよ」
「私は私、人は人」
とニコニコ言われても、

下げずまれたら不快だ!という気持ちが消えないのではないか、と思います。

ここで、私がされて、結構ダメージを受けたマウントというのをご紹介します。

私が以前交際していた男性は精神疾患を持った男性で、
その病気のせいで働けない状態でした。

当時の私はそんなに収入があったわけではなかったけれど、
私が彼を養っていくという形で結婚していこうという話になっていたんですね。
けれど、いろいろなすれ違いなどから別れたということがありました。

その話を、結婚して子供が3人いる女性にした時のこと。

「それって結局、養おうとしたって言っても口先だけだったってことですよね」

って言われてしまったんですね。

彼女からなぜその発言が出たかというと、
彼女は旦那様との関係が悪化していて離婚したいと思っていて心理的にとてもしんどい状態だった。
そして、一緒にいたコミュニティーの中で
「自分の苦労が一番大変だ」とみんなからの気を引きたかった。
話題の中心にいないと気が済まない人だったのです。
(離婚したいと悩んでいる人がそういう人という意味ではありません、決して。彼女の性格と状態がそうだった、ということです。)

そこで、私のそんな過去の「エモい」エピソードを出されても
「たかがそれくらいの失恋話、大したことないのよ」
と言いたくなったのではないかと推測します。

第三者から見たら、
口先だけと思われてもしかたがないことだとして。
それを私に言うというのはめちゃくちゃ差し出がましい発言なんですね。
私がたくさん悩んで、たくさん迷って、決めたことだったから。

結構引きずりました。言いたい人には言わせておけと思えなかったんです。
彼女からしたら、ふっと軽い気持ちで言ったことだったとしても。

ちょっと愚痴めいた話になっていたらおつきあいさせて申し訳ないんですが。
この引きずっていた気持ちが癒やされた経験もシェアしておきます。

それは、
私と似た経験をした人が(差し出がましい発言をされたという意味での似ている経験です)、差し出がましい相手に対して、はっきりと怒っているところ、はっきりとそれはおかしいと叱責している場面を見た時でした。

相手が、悩んで相当迷ってそれでも決めたことに、余計なアドバイスやツッコミを入れるのは本当に失礼なんだよ。あなたが思いつくことは相手はたいてい散々考え尽くしたことなんですよ。

って言っているのを、聞いた時。

自分でもそう思っていたとしてもモヤモヤはずっと晴れなかったんですね。

身近にいて、尊敬している相手が、そう言っていた時に、やっと心の重荷が取れたんです。

このことから私が学んだことは

自分が

この人はすごい、この人が好きだなと思う人が
同じ感覚を持っていて、共鳴した時に、癒やされるんだなということでした。

「マウントする人の心理はこうです」
「マウントされた時の対処法はこうです」
という情報は溢れていますし、それを読んで溜飲が下がることもあります。
それは否定しません。

けれど、身近にいる尊敬する人の「熱い気持ち」に共鳴できた時でしか
癒されないことというのはあるんだな、とつきのは経験上思ったのでした。

情報はたくさん溢れているけれど、
尊敬する人と共鳴する経験というのはなかなか溢れてはいないかもしれないです。

冗長になって申し訳ないです。

「マウントされた気持ちを癒す方法」は

尊敬している人で、似た経験をして、似た気持ちを感じたことがある人に
出会って、共鳴し合うこと。

傷の舐め合いとかではなくて、です。

情報だけでは癒されないものというのがある。
尊敬する人とたくさん関わっていく。尊敬する人を探していく。見つけていく。

その中で、さらにマウントされたりすることだって出てきますし
というかむしろ多いんじゃないかと思いますが、
その経験すら共鳴できる相手もきっといる。

つきのはそう思います。
経験上学んだことなので、答えはこれだけじゃないはず。
ヒントの中の一つとして受け取っていただければと思います。

今日は長くなってしまいました。
何か少しでも、この記事から持ち帰れるものがあればいいなと願っています。
(情報から得られるものの限界を話した後にこれを言うのも、矛盾なんですけどね(苦笑))

皆さまが、少しでも晴れやかな気持ちで過ごせるといいなと願っております!

つきの

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