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エンタメ企画職のガチ結婚式プランニング~式場選び編~

こんにちは!Chief OTAKU Officerつっきーです。

私事ではありますが、今年1月に結婚式を挙げました。

その結婚式ですが、実は友人たちに引かれるほど「ガチ」の準備をしておりました。

準備をする中で学んだこと、そして企画や経営の仕事に活かせることも多かったので
「いつかまとめなきゃな~」と思いつつ、はや1年が経とうとしていたところ……
友人間でアドベントカレンダーをすることになったので、これを機に重い腰を上げて振り返ってみたいと思います。

もしかしたらこのnoteを、ご自身の結婚式準備の参考にされる奇特な方もいらっしゃるかもしれませんので、何となく時系列でまとめてみます。

……と言って書き始めてみたら、式場選びの章だけでボリュームが出て終わりが見えなくなってしまいました。
ということで、今回は式場選び編だけということでご勘弁を……


半年がかりの知識武装

ブライダル業界は歌〇伎町とタメを張れるレベルのぼったくり業界。
(もちろんそこに対抗して企業努力をしてらっしゃる会社さんもありますが)

新婚のフワフワした頭で何も考えずに式場見学に行くと、何十万円単位で損をすることになり、後々痛い目を見ます。

実は私、結婚が決まる半年前からインスタの花嫁垢を片っ端からフォローし、ブログも読み漁っていました 笑
ちょっとどうかと思いますが、そのおかげで、ぼったくり被害を最小限に抑えられたと思います。

詳細はインスタに溢れる情報源に譲りますが、とにかくインプットは何よりの武器。
何も考えずゼ〇シィだけに頼るのはダメ絶対!

気が早すぎるコンセプト決め

結婚式に明確なこだわりやイメージがあるほうだったので、この時点である程度コンセプトを明確化していました。

私の場合は「ロイヤル」「プリンセス」「非日常」「高級感」など。

これらは大抵の式場で見学に行った際、事前アンケートで訊かれることが多い項目なので、決めておかなくてもそれほど心配はありません。

ただ、式場見学は1日がかりの作業。
忙しい方ほどコンセプトは事前に明確化しておいた方が、無駄打ちをしなくて済むかと思います。

120項目のスコアシート

いざ式場見学に行くぞ!となった時、最初に準備したのが「質問リスト」「スコアシート」
両方Googleのスプレッドシートで制作しました。

質問リストは、式場の担当者さんに訊きたいことをまとめたもの。

今数えてみると、ざっと50問ほどありました……
50問はさすがに多すぎるものの、会場見学の際に疑問点はすべて訊いてしまうのが、会場側にとっても楽だと思います。

一方スコアシートは、式場の様々な項目を5段階評価したシート。
こちらも120項目ほど(多すぎる……)
優先度によって配点に傾斜をつけ、総合点で会場どうしを比較できるようにしていました。

スコアシートを準備したのは、冷静な判断を下すため。
ブライダルフェアは本当にキラキラしていて、新婚のテンションだと正常な判断ができなくなります。
どうでもいい要素がプラスに働き、なんとなくその会場を選んでしまう……といった事態を防ぐために、スコアシートは役立ってくれました。

(とは言え、なんとなくの直感も大切ですし、それで選ぶのもアリだとは思います!)

新婦PC持ち込みでドン引かれる

質問リストやスコアシートを記入しなければならなかったので、会場見学の際はPCを持ち込みました。
そんな新婦は滅多におらず、絶対バックヤードで変なあだ名をつけられたと思います。

私としては利便性を重視して持ち込んだだけなのですが、これには副次的な効果もありました。
それは「舐められなくなる」ということ。

結婚式場の営業トークは
「ふわふわキラキラに目がくらんだ新婦を焚き付け、新郎に金を出させる」
ことがベースにあるのだと思います(偏見ですが)
ですが、自らPCを構え、鋭い目で質問攻めするような新婦には、どう考えてもそのような営業トークは成り立ちませんよね。

舐められなければ、見積りで吹っ掛けられたり、無駄な高額オプションの営業をされたりすることも防げます。
効果が高かった実感があるので、新婦の皆さんはぜひ真似してみてください。
周囲の新婚夫婦から変な目で見られてもOKなら。

値下げ交渉はみんなのために

そうして結婚式場をいくつか周り、最終的に1つの式場に決めたわけですが……
契約の前に避けては通れないのが、値下げ交渉。

本命会場には、他会場の見積りを提出したうえで見積りを出してもらっていました。
ですからその時点で、本来より多少は値引いた見積りを提示されています。

しかしそこからの最終交渉で、さらに何十万円か下げることは可能。
実際私は20万円の値下げに成功しました。
(電話口でのプランナーさんの口ぶりからして、あと10万円くらいは値下げできそうな感触でしたので、ここは反省点です)

私は一応会社役員で交渉ごとは多少馴れていますし、
そもそも根っから関西人なので、値引きというものにマイナスイメージはあまりありません。

しかし世の新郎新婦は
「せっかく幸せで良い気分だし、会場のプランナーさんも良い人だったし、値下げなんて言い出しづらい……」
となりがち。

しかし考えてもみてください。
結婚式の予算は限られています
その中でこれから、オプションや料理のグレード等、妥協しなければならないことも多々出てきます。

ここで価格に妥協すれば、新郎新婦自身の満足度だけでなく、ゲストの満足度にも響いてしまうかもしれません。
だからこそ、値下げは自分たちの利益のためだけではなく、来てくださるゲストのためでもあるのです。

そう思うとかなり気が楽になりますし、気持ちを強く持てますので、おすすめです。


今回は式場選び編をお送りしました。
次回は……気長にお待ちください!

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