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【生後11ヶ月】手遊び、まねっこ、むずかしい。

音楽は言語の壁を越えると言うけれど、全赤ちゃんにもれず我が子もおうたがだいすき。

ぐずったらとりあえずなんか歌う。するとその間は泣き止む。

ちょっとした手真似ができるようになってきたので、手遊び歌系を毎日一生懸命披露する私。


私は一応司書なんだけど、子どもを産む前は「おはなし会」に苦手意識があった。

おはなし会は絵本を読むだけの会ではない。

基本構成は導入手遊び→絵本2冊→手遊び→絵本2冊→終わりの手遊び。

これは基本最低限のプログラムで、アンコール対応も行わなければならない。

その上、子どもと一口に言っても年齢月齢、性別、人数、人見知り具合など属性によって楽しめることは異なる。

その日のオーディエンスによって柔軟に内容を変えなければならないのだ!

そんなアドリブができるか?!いやできない!!!


「おはなし会担当?!いやいや私はいいですー子どもワカラナイ子どもコワイ」
と、のらりくらりと逃げ続けてきた。

しかし復帰後は120%「子どもいるからいけるでしょおはなし会!よろぴく!!」と言われるに違いない!!!!!


絵本は最悪読めばいい、しかし手遊びはごまかしが効かない。

一定数以上を暗記しておき、その場の状況に応じて展開していかなければならない。

「ママ」という肩書きがついてしまった以上、もはやごまかしはきかない。

できるかできないかじゃない、やるしかないのだ!(こうして母は強くなるのか……)


そんな事情で娘の監督のもと、手遊びの鍛錬を日々行なっている。

そんな私の事情は置いといて。


娘は単純な手真似(バイバイやいないいないばあなど)はできるようになったが、歌のように長編のまねっこはまだ難しいらしい。

でも私が歌い始めたら、注目・笑顔・拍手で迎えてくれる。大変気持ちよく練習ができる。100点の観客ですよあなた。


最近になって「むすんでひらいて」とか「とんとんとんとんひげじいさん」とか、手遊びの一部分だけを真似するそぶりが出てきた。

うん、がんばれがんばれ!


しかし「あたまかたひざぽん」をやり始めるとなぜか鼻の穴をほじりだす娘。

なぜだ……?


「め、みみ、はなくちー」の、「くち」で、
その指をパクっ。


うおーーーい!!!

いや、合ってる、合ってるけど違う!!

どう伝えたらいいんだーーー!!!!!



「ひげじいさん」の「てんぐさん」でも嬉しそうに鼻をほじる娘。

それは違う!


というか鼻ほじりたいだけやろお前!!!!!




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