『月の小鳥は爆弾魔の肩に』13:プロット100本できるかな。

 タロットカード6枚引いて小説のプロット100本作る創作訓練やってみた記録です。


◆引いたカード◆
1主人公の現在:月(正)不安定、嘘
2主人公の近い未来:皇帝(逆)弱さ、優柔不断
3主人公の過去:力(正)穏やかな強さ、積極性
4援助者:皇帝(正)優れた指導力、責任感
5敵対者:運命の輪(正)物事の好転、運命的な出来事
6結末:法王(正)善良、堅実

『月の小鳥は爆弾魔の肩に』13/100(ファンタジー)

 かつて貧民街の中ではそれなりに力をもっていたハラタ(力・正)は、月の世界に来てから輪をかけて不安定な暮らしを強いられていた(月・正)。拾った宝くじが大当たり(運命の輪・正)、月への移住権を手にして貧しい暮らしから抜け出すはずだったが、それは月での安い労働力として使われる片道切符だったのだ。
 この生活をどうにかしたいと思うも、生来の積極的な性格は月での暮らしで弱められ、月でやはり同じように騙されて移住した貧民街の仲間と集まり、自堕落な生活を続ける(皇帝・逆)。
 そんな折、政府に歯向かった罪人としてズーラという男が月に収監された。革命派の指導者であったズーラとハラタはときに協力し、ときに欺き足を引っ張ったりしながらも、仲間たちと月を占拠し、それなりに楽しく幸福なコロニーを作った(法王・正)。 (了)


 面白いプロットができない、という思いから、やっぱり出てきた「この課題やってる意味あるのかな……」なんですけども。
 やったら意味があるのかどうかは、やり終えないと分からないんじゃないか。そう考えて、また始めたんでしたっけね。
 どうにかやり終えたんですけども、こうしてまとめていると、やった意味はあった、ような気がしないでもない。
 書く、はずみにはなってます。

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