【妻のトリセツ】いい夫とは妻の雷に打たれてくれることなのか?

中田敦彦さんのYouTubeで
『妻のトリセツ』が紹介された。

おれがこの本を読んだのは2年ほど前のことで
当時も妻との関係に悩んでいた。
(というかずっと悩んでる)

当時はこれ以外にも男性と女性の考え方の違いについての本を読み漁っていた。

それほどまでにおれと妻は違っていたし
その違いを理解したいと思っていた。


細かい内容などは中田先生の動画を観れば済む話ではあるが
今回はおれがとくに気になった本の内容を1点ピックしたい。


妻の怒りの理由は、「今、目の前で起きたこと」だけではない。
過去の関連記憶の総決算として起こるものなのである。

妻のトリセツ「はじめに」より


これには思わず「なるほどねぇ」と声が漏れた。

妻と喧嘩すると
本題だけではなく過去の出来事が次から次へと出てきて面食らうことが多々あった。

「あのときも〜」「◯◯って言ってたじゃん」などなど。

おれからすると「え?!もうそれは終わった話だろ?」といった感じなのだが
それが態度に出てしまうんだろう余計に火に油を注ぐだけだった。

夫にとっては「たったそれだけのこと」で、しかも10年も20年も前の出来事まで含めて、一気に何十発もの弾丸が飛んでくることになる。

一つの出来事をトリガーにして、その見出しをフックに何十年分もの類似記憶を一気に展開する能力がある。

おれとしては過ぎたこととして忘れているような内容でも
妻はしっかり脳内にファイル名毎に保存されているわけだ。


おれからしたら「なんでいまさら?」「てかよく覚えてたな」だし

妻からしたら「どうして覚えてないの?」
そしてしまいには「わたしのこと大切に思ってないから忘れちゃうんだ」になるわけだ。


おれも一度このことについて妻に聞いてみたことがあるけど妻曰く
「そもそも終わったことじゃない」らしい。

勝手に解決したこと、終わったことにしてるがそうではなく
例えば、態度や行動に改善がみられ、同じようなミスをしないなと妻が感じたときにやっと一区切りつくんだとか。

だから「次からはこうする」などの口で言ってハイ、終わりではないのだ。

つまり妻となにか揉めた場合、それが妻の中で本当の意味で消えてなくなるには
(その物事にもよるが)相当な時間を要するわけだ。

ふむ。


この先も長く続く夫婦生活
なるべく未解決リストを積み上げず、
“解決済み”フォルダに移していきたいものである。

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