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『往復書簡 #35』想い出をたどるプチ旅行をした話

ダフネさま

GWは有意義に過ごせたようだね~。欠けている物を求めすぎず、ワクワク出来ることを優先させたらうまく行ったということでしょうか?自分は外で楽しんで、うちにいたのっぽさんも満足していたなんて理想的。

しかものっぽさんの満足は家のメンテナンスだとは・・・そんなうまい話があっていいのか。うらやましすぎる。

混んでいる時期には遠出はせず、近隣でちょこっとスペシャルなことをするというのが定番のわが家。私も友人に会ったり、実家奉公したり、家族で美味しい物食べたりしてGWはあっという間に終わってしまったな~。

さて、世の中に自由な空気が戻りつつあり、ご無沙汰友人たちに再会する機会が増えて来た今日この頃。前回に引き続き今回は私にとってのママ友第一号であり、今も交流が続く仲間4人でプチ旅行をしてきたお話です。

場所は私たちが育児に奮闘していたエリア。地域の育児教室で出会ったのがきっかけで親しくなった私たちは、その後それぞれのタイミングでみんなその地を離れたので、4人揃って行ったのは20年ぶりくらい。

お互い初めての育児で、わからないことだらけで不安な新生児から2歳になるくらいまでの期間、悩みを共有しながら助け合い一緒に過ごして来たわけで、彼女たちはこの時期を戦い抜いた戦友と言っても過言ではない(笑)

「遠くの親戚よりも近くの他人」という言葉が初めて身に染みたのもこの時期だったなあ。その後(海外に暮らすことになり)さらにそれを実感することになるとは知るよしもなかったからね。

ダフネさんは想像できないかもですが、赤ちゃんの頃はうちの長女おりいぶ、自他共に認めるなかなか手がかかるベビーだったの。

ちょうど女子2人、男子2人だったのだけど、なぜか女子たちの方が手強くて男子ママたちにいろいろ助けて貰ってたのよ。

そんな戦友4人でそれぞれが暮らした団地や社宅、子供たちを遊ばせた公園や図書館、買い物したスーパーや商店街などをあーだこーだ想い出をたどりながら歩いて気がついたら18,000歩近く。良い運動になった。

開発が進んでいるエリアで団地も社宅もなくなっちゃてて変わったところもたくさんあったけど、変わらないところもあっていろんなこと思い出して懐かしくなって・・・

その後は近くのホテルに泊まって夜が更けるまでおしゃべりに花を咲かせ、翌日もブランチをしながらおしゃべりし、最後に前日に行きそびれた思い出の場所をさらに歩き、大満足の2日間でした。

しかしながら気になる点が1つ。みんなの懐かし話を聞いていて、えっ、そんなことあったけ?とかそんなこと良く覚えているなあ、何も覚えておらんぞ!と思う事が多々あったのよ。

やはり私が一番年長者なので、記憶力も怪しくなっているということでしょうか?私としてはそれだけその時代は必死だったということにしたい。。。
実際そのように言い訳してきた(^_^;)

ちなみに太陽星座蟹座は記憶力がいいと言われているのですが、それは水の星座だけあって感情と結び付けて記憶する傾向があるのも一因らしい。私は月星座蟹座なのでよりそういうところがあるかもしれないね。

あの頃の細かいことで忘れていることはいろいろあるけど、授けて貰った知恵や助けて貰ったこと、育児を共にして不安が解消されたり、日々彼女たちに会うことを糧に頑張れたという事実、それぞれのベビーちゃんたちの温もりなどはちゃんと覚えてる。

つまり、心が動いたことは忘れてないといいたかった(笑)

月子