百物語伝承-歌詞-

古の島国で受け継がれた
明かりのない部屋で1話ずつ
身の毛のよだつ話が繰り返す
誰かが語れば蝋燭が消える
それは夜明けまで終わらぬ 最後までやめてはならぬ 
窓の外の夜は一段と深い

私の耳に 何かが  囁きかける

月も見えない暗闇の夜は老ける
青装束が部屋の中で浮かぶ
世にも奇妙な話が繰り返す
世にも不気味な話が繰り返す
1話終わる毎に隣の 鏡を覗きに来てください
これは伝承された昔話

まだ30話だけど  鏡に何か 写った? 

99話で止めなければ
本物の怪異が起こると言う
そんなの迷信戯言を
信じる馬鹿がどこにいる
この場にいるのは15人
夜明けになるまであと4時間
1人がどこかへ消え失せた?
般若の顔が浮かび上がる

時計の針が深夜を迎え 不気味な気配が近付く
私の明日は来るのでしょうか? 眠気と恐怖が交錯する

そろそろ75話 さっきの人は 
まだ帰って来ない

99話で止めて下さい
取り返しのつかない不気味な影が 
もうすぐそこまで来ている様だ
現れるのは鬼か化け物? 
この場にいるのは13人
夜明けになるまであと2時間 
また1人が消えてしまった 
最後の時が近付いてくる

奈落の底から聴こえてくるのは異界へ繋がるRequiem
隣の鏡に最後に写った あれはこの世の者ではない

蝋燭の火が消えると真の闇が広がっていく
貴方の望む明日は来る事はない
伝承された呪い 身の毛のよだつ結末
般若の姿は貴方の目の前に現れる

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