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ザトウムシー目次

はじめに

第1章 ザトウムシとは
1 体のつくり(クモとはどこが違うか)
【コラム1】 ザトウムシという名前の由来
2 4つの亜目と各科の特徴
【コラム2】 スベザトウムシ亜科とフシザトウムシ亜科
【コラム3】 フシザトウムシ亜科分類の問題点
3 古生代から脚は長いまま

第2章 1年をどのように過ごすか
1 越冬方法
2 幼体と成体の区別
【コラム4】 雌が早熟
3 捕食者だが広い餌メニュー
【コラム5】 ザトウムシのウンチ
4 どのように呼吸するか
5 室内での飼い方
【コラム6】 飼育のあれこれ
6 ザトウムシを捕食する動物と寄生者
7 雌雄の区別
8 XY型とZW型が混在する性染色体
9 交尾は向かい合わせで
10 交尾時に雄から雌へプレゼント
11 交尾後に雌を守る雄
12 産雌単為生殖と地理的単為生殖
【コラム7】 ヒラスベザトウムシとタマヒゲザトウムシの産雌単為生殖
【コラム8】 タマヒゲザトウムシとヒラスベザトウムシは4倍体
【コラム9】 異常な高率で出現するザトウムシの雌雄モザイク
【コラム10】 性の進化の問題は解けていない
13 雄だけにある2タイプ
14 動物では希有な保父行動
【コラム11】 アキヤマアカザトウムシ(トゲアカザトウムシ科)の不思議
15 集合性(ヒトハリザトウムシ)

第3章 地理的変異と分布
1 種をどのように認識するか
【コラム12】 DNAと染色体と遺伝子
【コラム13】 DNA情報と分類
【コラム14】 地理的変異のパターンと亜種
2 外部形態の地理的変異と交雑帯(ゴホンヤリザトウムシ)
3 交尾器も地理的に変異する(ヒライワスベザトウムシ)
4 寒冷地で小型化・短脚化(逆ベルクマン則)
5 ミュラー型擬態?(ヒコナミザトウムシ・オオナミザトウムシ・アカサビザトウムシ)
6 種内で変わる染色体数
【コラム15】 染色体の数の変異と生殖隔離の関係
7 染色体交雑帯
8 B染色体(ヒトハリザトウムシ)
【コラム16】 ザトウムシで染色体が多様になる理由
9 いっしょに住めない近縁2種
10 形質置換
11 中国地方で地理的分化が集中するのはどこか(区系生物地理学)
12 隔離分布(東アジア・北米東部型、東アジア・北米西部型、ユーラシア温帯)
13 種数標高関係、種数面積関係・ラポポート則
14 外来種・国内移入種
【コラム17】 火山にいないニセタテヅメザトウムシ科

第4章 日本のザトウムシ研究の開拓者
【コラム18】 私のザトウムシ研究のきっかけ
【コラム19】 国際クモ学会議とザトウムシ研究

第5章 ザトウムシ雑学
1 ザトウムシの地方名
2 文学、マンガ、絵画とザトウムシ

第6章 採集の方法と標本のつくり方
1 採集用具
【コラム20】 大は小を兼ねないシフターのメッシュサイズ
2 標本のソーティング

第7章 日本産ザトウムシ30種のプロフィール

ザトウムシの参考書
おわりに
参考文献
索引

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