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老後とピアノ 稲垣えみ子

タイトルからして、私のタメに書いてくださった?!と思える本が出版されたと知りました。

月刊ショパンでの連載を加筆、修正されて纏められた本です。連載は、時々読んだ事がありました。

稲垣えみ子さんは、元朝日新聞記者で、6年前50歳の時に早期退職されています。それから40年ぶりに再開したピアノが題材のエッセイです。

ピアノは自分自身と向き合うこと!

ピアノは老化防止になると言われるけれど、もしも認知症になったとしても、ピアノは弾けるというのは素晴らしいこと!

稲垣えみ子さんは、イケメンピアニストさんにレッスンを受けられています。

ピアニストに習う、という事についてなども書かれていて、大変共感するところも多く、ピアノを習う大人の方々は皆さん同志という考えにも大賛成!と思いました。

稲垣さんの文章表現力が面白くて、読みながら声が出てしまうこと何度も…笑

稲垣えみ子さんと、ピアノ友達の気分になり読み終えました。

上手い下手に大変拘りのある私に、「何故ピアノを弾いているの?」という問いを何度も投げかけてくれたように感じました。

下手な私はピアノを弾く価値なし、と自分で決めつけている(た)?!のかも??それで、あんな事が起こったのかな?と過去の嫌な出来事を思い出しました。

恐ろしい出来事以来、私は下手だから、、、は禁句にしました。他にも勉強になり、気をつけている事がいくつかありますが。それにより?!運気上昇!!ピアノが心から楽しくなり再開当時の純粋な気持ちになっている気がしています。

私には、私なりの音色があり、私なりの音楽性があるんだ!と。ピアノを楽しもう。ピアノがあって本当によかった、よかった、よかった!!!

稲垣えみ子さんは、アマチュアのコンクールには出られたことはないみたいです。

やっぱり、コンクールは順位が付くものだから、私のピアノには必要ではないみたい?!ですが、順位を気にせず、勉強のためにコンクールを目標にトライする事は素敵な事と思います。

大人なのに?大人だから?陰湿なネットイジメを感じてしまったり…。それほどまでに、コンクールに必死な人達もいると知れました。

苦い思い出が蘇ってきましたが、それ程一生懸命だった時もあったということかも?!

本の影響で、早速、片手ずつの暗譜に取組んでみる事にしました。

心身を痛めてしまった事、本末転倒だったな、と思いました。

ミスを気にしすぎてしまい、力んでしまう事にも共感。

読後は前向きな気持ちになり、ピアノに感謝の思いが溢れています。

図書館で借りた本だけれど、大変気に入りましたので、購入しようと思います。

本とは関係ありませんが、昨日、家族が事故に遭ったと、消防署から連絡が入り、パニックになりました…が、私と同姓同名の人と人違いだったらしく、誤報と判明…し、ホッとしました。

家族がみんな元気!な事を感謝しました。

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