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【収穫✖縁起✖満ちる】

【収穫✖縁起✖満ちる】

*長めです。


今年は収穫9年目。

毎年一度だけの収穫。


種をとり

種から芽が出て

苗を育てる


田んぼを掻いて

田植えをして

草取り、抑え


水の管理


田んぼの面積よりも広い畦畔(けいはん)の草刈り


真夏に活きる稲と草たち

真夏にバテる私たち


けもの対策

してても

獣に入られる

(ここで一句)


稲刈りのための水管理

長い距離の溝掘り


挙げだすとキリがないほど工程がある。


自然との共存、共栄


こちらの都合ではどうしようもないことも多々


今年は日照りで水がなくなった


昨年は稲刈り時期に大雨が続いた


毎年、毎年、スムーズに事を運べたことはなく、できることは自分のコントロールだけど、それもまだまだ。


だけど、

収穫しているとそういうこと全てに対して感謝の気持ちが溢れてくる。


お米つくりや日々の暮らしの苦労やストレスやプレッシャー


自分との葛藤やメンタルバランスやフィジカル、色々なことがあるけれど


失敗したことは来年への課題になる、失敗することで解決することもたくさんある。


自然から感じる学び、教え、気づきは数えきれない。


毎年一度だけの収穫。


種から育てた稲たちが

お米を実らせてくれる


毎年必ず訪れる収穫。


すべてが自分の管理と責任で進み、

お米つくりにかけた時間がお米という形あるものとして手元に残る。


お米が生きるために大切な食というのも達成感や安心感につながる。


毎年食べてくれる方々がいるおかげでお米つくりを頑張れるし、

お米たちはどんどん美味しくなっていく。


稲刈りの秋の季節は、

朝陽に照らされた自然、夕焼けに照らされた自然は、宝もののようにキラキラしている。


稲刈りをしていると

とてもとても満たされて

気がつくと日が暮れるまで楽しんでいる。


収穫できることを楽しみ、喜び、祝い、感謝する。


心から安心できる。


お米つくりは縁起の世界。


お米つくりは相互依存の世界。


農民となり数千年、

私たちは縁起を重ねて、縁と縁を重ねて、

未来へたねをつなぐ。


ありがとうございます😊


おかげさまです。

ありがとうございます。


#月とたね

#お米


#自然

#秋


#縁起

#相互依存



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