お値段迷子絵師


つきみです

“原画が安すぎる作家が他の作家生命を脅かしてる、恐怖”

って言う意見をみた。

なるほど、そう言う意見もあるか。

私は原画が安いお値段迷子絵師やからあえて自分の意見を書くことにした。


まず展示会に出ること自体一つ大きなハードルを超えている。
だって決して安くはないお金を払って出展しているのに買ってもらえるとは、興味を持ってもらえるとは、そもそも見てもらえるとは限らないわけで。

どうにか手に取って欲しい、そんな一心で必死に考えた結果、値段を下げてしまうのかもね。

自分の生み出したものに自信が持てない、この完成度で自分が手を出すならこの値段だな、なんて誰でも一度考えることなんじゃ無いかなって思う。

安い値段をつける人はその人なりに色々もがいているのかもしれないね。

満足できる絵が描けてから出展しなよって言われたらそれまでやけど、私は出展するごとにスキルアップしてる。自分で言っちゃう。見られる機会が多いほど悔しい気持ちも向上心も爆裂に上がるんですわ。

だからって、高い値段の作品を買う気が失せるなんて絶対にないと思う。値段を高くつけすぎたかな?なんて思わないでいい。自分でそれほどの価値があるんだって思ったならそれが正しいと思う。

その作品の価値は作家が自分で決めたらいいとおもってる。他人に合わせなくていいはず。(相場を研究する意味では他人の価格をチェックするのはアリかなと思うけど)
他人にどんな意見を言われても創り出した過程は本人しかわからないし、こだわったところも苦戦したところもあなたしかわからないんだからその値段に自信を持って欲しい。
その価値をわかってくれる人が必ずいると思う。


まだまだ絵で稼げると思ってないし実際稼げてないから出展してもマイナスにしかなってない。でも出展というチャレンジをさせてもらってる。絵が売れる絵師さんのこと大尊敬している。

安い絵師でごめんね、と言う気持ちと共に安い理由も考えてみて欲しい。いや、それは押し付けがましいからいいや。

みんな出展し始めた頃から自信もって値段つけられたのかな。普通に知りたい。

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