500円赤盤✖️2,400円赤盤
はい、というわけで、
レコード聞き比べシリーズです。
第三弾ですね。
4,5年前に500円で買ったボロボロの
ビートルズ赤盤(本国イギリス盤)と
昨日買った2,400円の赤盤(同じく本国英国盤)とを
聞き比べてみました。
そしたらまた、驚くべき結果が?!
このレコードはCDと同じく2枚組で
レコードは表面と裏面があるから
4つに区切られる訳です。
つまり、1面毎に
聞き比べて対決してみようという趣向です。
こんな企画誰が興味あるんだって話ですが、
案外盛り上がったので(自分だけ)
楽しめたので(自分だけ)
結果を発表したいと思います。
まずはA面です。
これは圧倒的でした。
500円(-4-3-3-3) ×
2,400円(-1-3-3-1) ○
これは値段の差が如実に出てましたね。
一曲目のラヴミードゥから音の大きさが
わかりやすく違いました。
括弧内の数字はマトリクス番号と言って、
レコードが製造された順番に番号が打たれていて2,400円のレコードはA面に関しては、
マトリクスが1なので初版になります。
よって音がいいのだ。(例外あり)
そのままの結果とあい成りました。
続いて、B面。
私の予想では2,400円がまた勝つかと思いましたら、
500円(-4-3-3-3) ○
2,400円(-1-3-3-1) ×
これは驚いたのですが、
同じマトリクス3番であっても
アハードデイズナイトのイントロから
500円の方が迫力がありました。
その他の曲もそうです。
アンドアイラヴハーも音がはっきりしていたし、
エイトデイズアウィークも
イエスタデイのギターのクリアさにびっくりでした。
凄いぞ、500円。
続けて、C面。
500円(-4-3-3-3) △
2,400円(-1-3-3-1) △
これは引き分けで。
同じマトリクス3番であるし、
甲乙つけがたい。
500円の方が、
ノーウェジアンウッドでちょっと雑音が
入るかなあってぐらいです。
ここまでいい勝負です。
値段の差で勝つか
それともミラクルがあるか?!
では最後、D面。
アルバム、ラバーソウルから地味で良い曲が
4曲とシングル1曲。
アルバム、リヴォルバーからどうでもいい曲2曲(私がそんなに好きじゃない2曲)
これも面白い結果が出ました。
マトリクス番号は、2,400円のが1だから
また圧勝かと思いきや、
500円(-4-3-3-3) △
2,400円(-1-3-3-1) △
また引き分け。
2,400円盤のノーウェアマンで音飛びがありました。
これは音圧が高いという事ですが、
普通に聞けないのは問題なので、
一点減点させて頂きました。
そして、500円盤では
インマイライフとペイパーバックライターで
ビニール焼けという化学反応で
雑音が入ったので2点の減点。
っと、ここまでならば
2,400円の勝ちですが、
なんとエリナーリグビーは
500円の方が音に迫力があった。
そんな事があるのかとまた驚きを隠せない。
これは一点加点させて下さい。
よって総合的に引き分け。
これは500円レコードの大健闘と言えるでしょう。
ジャケットはボロボロなのに、
レコードの音だけの勝負では
B面は勝ったのですから頑張ったと思います。
またしても、レコードの音は
値段ではない事例になりました。
だから、レコード収集はやめられない。
安価レコードは驚きの玉手皿であります。
それではまたの機会に。
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