見出し画像

100日後に初段になる男〜4日目〜

ご覧いただきありがとうございます。
カフェと囲碁ひだまりの八段塾塾長つかさです。

100日後に初段になる男4日目です。

昨日は調子良く3連勝!
コツコツ詰将棋や定跡書?読んでる効果がもう現れた!
もはや、気持ちは桜木花道です。

画像1

昨日までの結果↓

画像2

達成率は6.9%
今日も少しずつ上げてくぞ〜

対局①vs2級(先手番 居飛車vs四間飛車)

今日は2級の方との対局からスタート。
昨日、初段を倒したぼくにとって2級なんて怖くないぞ!
しかも、相手の出だしは居飛車です。
ありがとう…
四間飛車の本まだ居飛車しか読んでないから、飛車が動かないだけで幸せです。

さらに、本に載ってた進行にそっくりに進んでる!
ふっふっふ
もう怖いものはない。
ぼくの天下じゃ〜!
と思って指してたら
…?
あ、あれ?
本とちょっと違くね?
→後で確認したら歩の位置が一個違う。
しかもそれが結構重要な歩でした(^◇^;)

うろ覚えよくない。
まあ、やらかして悪くなるのはいつもの事。
落ち着け落ち着けと唱えながら指してたら、やっちまいました。
歩が成れる場所で成らずで進めてしまう大失態…

一回そこに成りこもうと思ってよく見たら角が次取られるのに気づいて
パニックったら成らずで指しちゃったんです…

画像3

角をとられたところで戦意喪失…
あえなく投了…
アホ(泣
54手完 負け

反省点【早指しするならコマの効きに注意すること】

対局②vs1級(先手番 居飛車vs四間飛車)

次は1級の方と対局。
今回も居飛車でした。
これだけで嬉しいです。
もう、居飛車ってだけで友達になれそう。
勝たせてくれたら親友になりたいよ笑

またもや本と似たような展開に!
しかし、ぼくはもう先ほどのぼくではないのだよ。
ちゃんと、コマの配置覚えてるよ。

君は知ってる人風だけど、知らない人だ!
なんか、若干違う。
よし、ちゃんと相手のこと見れてる。
うんうん、これはやれるぞ!
…さて、相手が違うことはわかるけど何すればいいんだ?

はい、まる覚えによくあるやり方はわかるけど、使い方がわかってないパターンです。
案の定、コマがぶつかり始めるとボロボロしていきます笑

なんかもう、せつないです…
一応、相手の陣地に龍作って一間龍じゃ〜!

画像4

って攻め込んでみたけどするするっと逃げられて捕まえられず…
最後は普通に受けなしで投了。
113手完 負け

反省点【武器を持つ前に使い方を学びましょう】

対局③vs初段(先手番 振り飛車穴熊vs四間飛車)

昨日、5連勝中の初段にも勝てたのだ!
初段に勝てぬどおりはない!
と意気込み対戦。

今回の方は振ってきました…
ごめんなさい。
あなたとは友達になれません(泣

しかし、わけわかんないのはどんな戦法も今は同じです。
正直、けっこう上手に指してました。
お、これいけんじゃね?
とか思ってました。
穴熊さんは完全体じゃないし、攻めれそうだし
やれるぞ!
と思って攻めに出たつもりが読んでない手指されて一瞬で寄せられました…

画像5

53手完 負け

なんか、さすがだな〜って感心しちゃいました。
もっと詰将棋やろうって意欲かなり沸きました。

反省点【仕掛けるタイミングと手段について勉強する】

対局のまとめ

自分の陣地を整えるのはちょっとずつ改善されてきてる。
ただし、全体的な仕掛け方の呼吸や具体的な手段についての知識が不足している。

もっと、攻めに行きたいラインに対する手の付け方やコマの活用の仕方を学ぶ。
どんな本がいいかわからんけど…
誰か教えてください笑

詰将棋

3・5・7手の詰将棋読破。
とりあえず、明日からはこれを周回で見て回す。
今週1週間で1.5週が目標。

寄せの手筋200
今日はほとんど見てない。
今日の対局で詰めろかけられて、動けなくなったから
寄せの凄さを実感した。
あんな風に指せるようになりたい!
から今週はこっちも100題くらい見る。

定跡書?

ぼく、気づきました。
もしかしたら、ぼくが読んでいるのは定跡書ではなくて戦術書なのかもしれないと…
オープニングからのコマの動かし方じゃなくて、いきなりテーマ図にバン!っと定跡の一区切りが現れるのです。

…うん、これはぼくのイメージしてた定跡書じゃないって事はわかった。

ぼくは、最初の一手目からの動かし方が知りたかったです(^◇^;

でもこれはこれでめっちゃおもしろいし、むしろ定跡手順はYouTubeとかで見ればいいか
ってなったのでおそらく大丈夫でしょう。

気づき

今回、チャレンジを始めて4日目ですが詰将棋やら定跡書などの本でやったことの効果をわりとすぐに実感できました。
あれ?
なんでこんな簡単にできるんだろう?
ぼくって天才かな?
とか調子のってました。

ですが、理由がわかりました。
将棋は『常に一定方向から盤面を見ている』からです。

将棋プレイヤーからしたら
何言ってんの?って感じですよね笑
ですが、詰将棋も定跡も
常に手前が自陣で奥が敵陣で固定されている。
コマの進む方向も基本的に前進。
王を取るって目的が明確。

これらの条件は、囲碁プレイヤーからしたらすっごい楽なんです。
囲碁では、詰将棋と同じ詰碁という問題があります。
大きな違いは3つ。
①定位置がない(どこが自分の場所か決まってない)
②動きに制限がない(ほぼ全てのところに置ける)
③目的がわかりづらい(相手の石を取るのか、陣地を減らすのか)

今回1番、衝撃を受けたのは将棋は1方向だけ覚えれば実践できること。
囲碁は、進む方向も自分の位置も決まってません。
そうすると、問題を覚えても同じ位置で出てくるとは限らないのです。
囲碁は、一つの問題を覚えると少なくとも4方向(上下左右)向きを変えて現れます。
そうすると、一個をマスターするためにはどの位置に現れても対応できるようにならなくてはいけません。
隅になると、最大8方向覚えないといけません…

そう、つまり将棋はめっちゃ親切なんです!
今まで囲碁は似たような問題をいろんな角度から解くトレーニングが必要だったり、
けっこう覚えるのに手間がかかっていました。
しかし、将棋はいい具合に制限がかかっているので覚えて実践しやすいんです!

ぼくの個人的な感覚ですが
将棋の方がインプットとアウトプットがしやすい。
囲碁の方が空間把握能力を活用している。
って印象です。
どちらが優れている、劣っているではなく違いがすっごく面白いです。

制約があるからわかりやすいってのはちょっと目からウロコでした。

4日目終了時点

画像6

10分切れ負け6.9%→5.4%
全勝した翌日に全敗。
まあ、こんなもんですよね〜笑

見ておれ、絶対次は勝ったる(燃

本記事が面白かった、企画を応援しようという方はスキやフォローしてもらえるとモチベーションあがって嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
また明日も、よろしくお願いします。
つかさ

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?