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「伝える」ために忘れちゃいけないポイント

連続投稿が49日で途切れましたが、淡々と進めていきます。2021年22/100冊目。なるほどデザイン。

デザインは自分の中では一番遠い存在でして、なるべく近づかないようにしてたんですが、kindle版がちょっと安くなってたので手を出してみました。

カラフルで、写真も多くて、まず、見てて楽しい本です。雑誌やポスターのレイアウトに寄ってる内容なのですが、そういうものをどういう視点でデザインしてるか、何を強調したいのかがわかることで、視点が広がる感じがします。(これを見て、デザインできるようになるかはちょっと別かもですが)

実務的に役に立つのは、最後のほうの「どんなグラフを使うといいか」という部分です。グラフの種類って、なんとなくセオリー通りに選んでるつもりでも、根拠が薄い時ありますね。それを補足してくれます。ここは改めて勉強になりました。

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何より、デザインをどうするかは手段でしかなく、その手段を決めるまえに、「どんな人に」「何を」「なぜ」「いつ・どこで」伝えるのかを考えてからデザインを決める、というのは、当たり前なんですがなんだか目から鱗でした。

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これは、雑誌やポスターだけでなく、テキストやプレゼンも同じですよね。対象が絞れてない創作物は、なんだかぼやけたものになりがちです(僕のnoteはそうなりがちなので反省しきり)

デザインという手段を駆使するのはデザイナーさんに任せるとして、そのデザインの良し悪しというか、合目的的かどうかを議論するのは、「どんな人に」「何を」「なぜ」「いつ・どこで」伝えるつもりなのかを確認すればいい。それに対して説明がつくデザインだったら、きっと間違いないはずです。その土台を合わせることで、デザイナーさんとの会話もスムーズになるんじゃないかというヒントをいただきました。

もっと言うと、これってデザイナーさんとのやり取りだけじゃないですよね。あらゆる職種の人との仕事でつかえる。仕事に没頭すると、ついつい手段に考えが寄ってしまいがちです。そこで、このように根本に立ち返れることは、存在価値につながりそうです。

自分が伝えたいことが、うまく伝わらないなぁという人は、ぜひ使ってみてください。僕もいろいろ改善できそうです。

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