3DCGによるイラスト表現から、3DCGを活用したイラスト「創作」への方向転換
ここ2,3日note投稿を休んで、考えた結果。今日、ようやく方針が固まったのでメモしておく。
noteは趣味の活動記録の日記帳
これは以前と変わらない。だが、3DCGによるイラスト表現から、3DCGを活用したイラストの「創作」への方向転換。同時に、今後の趣味の活動の方針の見直しもした結果、次の3大柱に決定した。
1.オリジナル小説用の挿絵ではなく、設定を考えながら描いた「イメージイラスト」の制作&発表
2.Zbrushによるモデリング制作&発表
3.キャラクターの表情の「落書き」の実施&発表
1.オリジナル小説用のイメージイラストの制作
今までは、小説をある程度描いてから、シーンに合わせた挿絵を描く、という順番で40枚程度描いてみたが、そこで手が止まった。小説の設定が物語りの頭から順番に決まっていくとは限らないから、絵を描く上での未定項目が多すぎた。これが原因。
そこで、これからは、まずはイメージありきで、「絵を描くことを最優先」とする事にした。例えば、エレノアさんにこんなアクションをさせたい=そんなシーンのイラストを創ってみる、ことを第一とし、設定などは絵を描きながら思いついたことを文字としてメモしてnoteにUPする(Evernoteにもバックアップする。Evernoteのほうが検索性能がいいため)。そんなことを繰り返して、絵を描くのに飽きたら、たまった設定をまとめ直してプロットにし、そこからストーリーを付けて小説の骨子にする。
あとは、どれだけ絵の表現力に頼るかによって、小説の文字数や表現の細かさを変えることになるだろうが、それはだいぶ先の話。まずは、イラストを描く&創ることを楽しみたいから、絵を描くことを最優先にしたい。表現技法は以前決めたように、漫画表現であるモノクロ+トーン表現。
音楽には、曲から作る「曲先(きょくせん)」と、歌詞から作る「歌先(うたせん)」とがある。私の場合は、それに似ていて、小説から作るか、絵から創るかの選択肢がある。今までは、文章→絵だったが、今度は逆に、絵から先に創ろうと思ったのである。
趣味だからこそ、計画性とかはおいといて、自由に創る
もちろん、計画的に実施したほうが成果が出やすい。だが、趣味以外では計画に人生を縛られていないか?いるよね?だから、せめて趣味くらいは自由な発想、自由な制作期間で伸び伸びやろうと決めた。もちろん必要なら計画を立てるが、必要性を感じる前では、気分で決めていきたい。自由こそが趣味に大切な要素だと思うのだ。アートなればこそ、特にそう思うのである。
だから、イラストも、小説のワンシーンのような挿絵っぽい絵の他にも、キャラクター設定画集のようなラフな絵や、小物設定資料集などのようなものも、イラストに含めて描いていきたい。まだまだ、登場予定のキャラのうちビジュアルが未定のキャラが多数あるから、そのデザインの検討なども途中過程としてUPしていきたい。もちろん没や路線変更もあるだろうが、そういう過程も含めて、楽しんで描いていきたい。
2.3DCGモデリングの継続
これはZbrushの学習結果を錆び付かせないためと、モデリングスキルの向上と、の2つの側面がある。3DCGには多くの可能性があるが、モデリングした物がなければ何も始まらない。逆にモデリングした物さえあれば、輪郭線の抽出や、陰影の演算ができる。漫画表現にはそれだけあれば十分なので、モデリング技術だけは維持しておきたい。
早い話が、私にとっての3DCGは、立体的な定規のような物だ。テクスチャや、リグ入れなどのような、それ以上の3DCGの特性は今のところ不要。
また、モデリングスキルは、将来、自分の糧になるという予感があるからだ。絵師は沢山いるが、モデリングできる人となると、その数はぐっと減るだろう。一方で、モデリングスキルを「欲する人」は沢山いるはず。このギャップに一つの可能性を感じているが、まずは、自分自身がイラストに3DCGを活用できていることを示さないことには、何も始まらない。なので、画力のない自分が、積極的に3DCGを活用してイラスト作りを行ってポートフォリオを創ることが、3DCG活用の可能性の証明になるのではないか?と思っている。
3.キャラクターの表情の落書き
私にとっての最大の難関、それはキャラクターの表情だ。こればかりは今のところ3DCG化は考えていないので、画力がなければ前に進めない。もちろん、既存の3DCGモデルの顔のトレースによってある程度の表情は作れるが、漫画特有の誇張表現は難しい。表情には画力が思い切り表れる。
画力のある人の落書きは、落書きなのに上手いのである。一方、私の落書きは小学校低学年の子供が描くような絵である。経験値がないからだ。そこで、顔パーツ限定ならば、いくら画力がないとは言え、コツコツ描く練習をすれば、物量作戦によって体得できるのではないかと思っている。
ただ、あんまりひどい絵だと公開する意味がないので、そんな場合にはカットするが、そこそこ上手く描けた物はUPするようにしたい。3DCGモデルの表情トレースと、手描き表情とを交互に繰り返して描くことで、体で表情を覚えようという作戦。特に誇張表現は、一度でも描いて納得してみることを体験しないと、自分の表現にならない。
もちろん、将来的には表情の研究や本を買って練習するなども必要だろう。それらのインプットとアウトプットのテストの場としてnoteを利用したい。それをモチベーションに利用する。髪、服のシワなどについても同様だ。
他のSNSの利用について
なお、noteの特性として集客力の弱さがあるため、基本的にはTwitterなどのような広告的な手段によってnoteに人を集めるというのがセオリーだが、今後もしばらくはTwitter等のSNSは活用しない方向だ。というのも、そもそも、集客できるほどの魅力的なコンテンツが出来上がっていない。なので、今から集客しても費用対効果ならぬ「時間対効果」が薄かろうという予測から。SNSに1日あたり20~30分も使うくらいなら物のイラスト1個だったりモデリング0.5個など作って、コンテンツを充実させる方が先である。
隙間時間の活用なら英語学習に充てる予定。隙間時間をSNSで潰す必要などない。DUO3.0で英単語を1つでも多く復習した方がいい。
集客はコンテンツが貯まってからでいいと思うし、そもそも、利益を目指していない今、集客に対するモチベーションがない。スキの数を増やすための活動は、自分の本意ではないし、それ以上にその目的もない以上、無駄な行動である(今のところは)。なので、無駄な時間をSNSに投資しない。
まとめ
というわけで、
1.オリジナル小説用の挿絵ではなく、設定を考えながら描いた「イメージイラスト」の制作&発表
2.Zbrushによるモデリング制作&発表
3.キャラクターの表情の「落書き」の実施&発表
4.他のSNSは今後もしばらくは使わない
これらを趣味の活動のメインとし、モチベーションを維持するためにnoteに発表していく、という作戦に決定。
まずは、CLIP STUDIO PAINTの設定を漫画スタイルにカスタマイズしたり、左手キーボードの再設定だったりと、環境整備から始める予定。お絵描きのほうは徐々に描いていく予定。
(200回目のnote更新)
おっと、記念すべき200回目の更新が、このような今後の方針決定の記事になろうとは、何という偶然。(そもそも最初から第○○回記念とかは全く意識していなかったので。)
読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊