過去記事整理から見えた「ブログとTwitter, YouTube」の違い
(約 3,700文字の記事です。)
ブログの過去記事の整理に取り組んでいる。はてな時代に膨らみすぎた過去記事を、WordPressでようやく管理できるようになったためだ。
過去記事の整理は大変
はてなブログ時代の公開記事は約1,000個あった。TOP絵の「すべて」の記事数がまさにそれ。そして過去の記事から順番に精査し、今後もメンテしたい記事だけを残し、それ以外を「下書きに戻したり」「非公開記事にしたり」した。現在の記事数は700個台になった。まだ整理の途中だ。
それに対してWordPressではそんなことはない。本文に対する改変はない。保存時点で更新日時が上書きされる点についてはプラグインを導入することで更新日時を固定化できる。こういうシンプルな情報の往復が、はてなブログではできなくて色々とイライラした。
またWordPressでは「下書きに戻す」か「非公開」の2種類の手段で過去記事を非公開にできるのだ。この2種類を使い分けられるのもまたいい。これもはてなブログではできない。そして投稿ページからいつでも簡単に両者へのアクセスを簡単に切替えられる。
話を戻そう。まだまだ過去記事の未整理分がたくさんある。2017年からさかのぼって、まだ2019年代の公開記事の3分の2までの整理が終わった程度。それだけ2019年、2020年前半までは更新記事が多かった。(そこからは色んな理由でブログ公開記事数は失速したのだが。)
過去記事メンテ=機械的な繰り返し作業が大半
過去記事も千件もあれば繰り返し作業が膨大になる。定型作業。マウス操作とキーボード操作の、毎回同じ作業の繰り返し。特にはてなブログ特有の問題をWordPress版に修正する作業は、完全に定型作業だが、その数はかなり多い。Search Regexで機械的に置換できない問題が厄介なのだ。
実際にここ数週間、右肩の調子が悪い。タイピングとマウス操作の繰り返しがあまりにも多い。肘を持ち上げる部位は、そう、肩関節だ😭
毎日数件の記事のメンテならばまだいい。でも数十件の処理となると、さすがに右腕への負担が半端ない。腱鞘炎ではなくて、まさかの肩にくるとは……。
そして作業量と経過時間を計算した結果、千件の処理に必要な時間は約28時間😱 この間にずっと右腕を酷使し続けることになる。さすがにまずいと思い、作業の効率化を考えた。
結果、色々とスクリプトを駆使してマウスとキーボード操作のいくつかをホットキー一発にすることができて、多少は改善した。そこからの処理速度の劇的な高速化よ!やはり千件の処理には、処理専用のツールを作ったほうが早い。
もちろん100~200件程度ならば地道に手でコツコツでもいいが、千件となるとさすがにキツい。200件こなしても残り800件なわけだ。だったら200件をこなす時間を使って効率10倍化のための自動化ツールを作ったほうが早い。300件目くらいであっさり追い越すだろう。
過去の自分のぶれまくりを観察中w
過去に色んな記事をブログに投稿していた自分。すっかり忘れ去った駄文記事も多数。あるいは取り組んだけれど自分に合わないので放棄したテーマも多数。
過去記事には、色んなものが詰まっていた
過去5年分のブログ記事には、色んなものが詰まっていた。1記事ごとに丁寧に書いて考えて書いていたからこそだ。もちろんその中には、今の自分からすれば陳腐な内容もあったし、物量作戦で乗り越えれば自然と分かる内容について悩んでいる自分がいたりもした。初心者特有の悩みなど。
そういう情報からも「今後のブログに書くべきこと、書かない方がいいこと、書きたいこと、メンテすべき情報」という大切なものが見えてきた。まさに温故知新である。
割とnoteとブログとで右往左往していた時代があった
当時の自分は、どうやってnoteとブログとを使い分けるかで、結構長い期間右往左往していた。あるときにはnoteを主力にしようとしていたし、またあるときにはブログを主力にしようとしていた。
そして今、その答えが出たので、過去の情報について取捨選択を進めているわけだ。人生は1本につながっている。過去の悩みの経験は、必ずしも今の自分に良い結果となってつながっているとも限らないが、それでも、過去の悩みに今、終止符を打てたことはとても幸せなことなのだろうと思う。
noteの記事も使い捨てるつもりで書けば、どんなに記事を増やしても、やはり緩やかに価値が消えていく。情報参照性の価値がどんどんゼロに近づいていくというか。
ま、この日記もまたそうやって消え去っても構わないと分かっていながら書いているのだが、そういう意味ではTwitterもnoteも、私の運用方法からすれば「いずれ溶けてなくなる、緩やかに消え去ることが前提のメディア」だと、最近、ようやくそう思うことができるようになった。そう分かって運用する分には、何の問題もない。
TwitterとYouTubeのフォーカスポイントは「今」
そしてこの日記には詳細には書かずに簡単に書くけれども、TwitterとYouTubeには相関関係がある。両者がいずれも「いいねや登録者数」にこだわる根本的な理由も、実は同じだったりする。むしろYouTubeのほうが広告収益という「数字で表現されるお金」がついて回る分だけ、シビアな話になる。だが基本的に両者の運用者の根幹は同じ要素で満たされていると、私は思っている。
ただ、いずれの場合も「後からの修正ができない」ので、基本的には「今」にのみフォーカスしたメディアであり、後からのことは考えない、というか、配信後の後のことを考える必要のないシステムなのだ。
今という刹那で勝負しているメディアとも言える。
そしてこれは積み重ねの対極にあるのだが、それでも「今を追いかけることに対する積み重ね」は大いに「来たるべき次の『今』」に影響を与えるので、ちょっと言葉遣いや表現の難しさがある。「何をどれくらい」という主語をなしにして「継続してきた」という動詞だけを捕まえて考えると、結構色んな考えや思考がズレる。
ポイントはやはり「過去の情報に関する情報参照性」だと思っている。YouTubeのほうはまだかなりの情報参照性がある。10年前の動画などもザラにある。けれどTwitterに関しては……。
このテーマは深い問題になるので今日はこれでおしまいです。
今回の創作活動は約45分(累積 約3,025時間)
(817回目のnote更新)
読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊