使徒apostles-3281206_1920

(聖) 周りにメンター(助言者)がいない人ほど、新約聖書の使徒から学ぼう (聖書の学び 10)

オススメの読む順番的には新約聖書の2.マルコ、4.ヨハネ、3.ルカ、1.マタイによる福音書、旧約聖書の創世記。今ココ。

ようやくマタイによる福音書を読み終えた。先達の言う通り、新約聖書の最初にあたるマタイの福音書は、最初なのにいきなり「福音書のまとめ本」みたいなのだ。だいたい全部がコンパクトにまとめられている。だから、マルコ、ルカ、ヨハネの福音書をひと通り読んだ後だと割とすんなり理解できるが、そうでないと意味不明すぎる。

聖書はなぜか最初が難しいらしい。

旧約聖書の最初は創世記だが、難解を超えて理解不能

カタカナの洪水である。

君の名は。

君の名はどれだ?

こりゃ独学は無理だ。最低でも、分かり易い副読本が必要。更に分かりにくくしているのが、特定の民族の救済劇なので、社会的な背景が分からないし、実感が湧かないことと、それを救う神の実体が全くないこと。

旧約聖書ってのは、そういう実態のない神との契約と救いについての教えらしい。具体的にはユダヤ人と神との契約みたい。間違ってたらごめんなさい。

でも、福音書の次に、頑張って創世記だけはざっと読んだ。あの人やこの人の親族関係はさっぱりわからないが(笑)

新約聖書は「イエス様という人を介して紹介された神」と「(ユダヤ人以外も含めた)人」との新しい形の契約

ってことらしい。私はこっちだな。なので新約聖書から学んでいこうと思う。旧約聖書は、後からだな。教会などに属して専門知識のある人から手解きを得ないと無理っぽい。

さて、4つの福音書も新約聖書の最初の部分だから、導入には丁度いいのだろう。つまり、ようやく導入編が終わった感じだ。うん、ボリューミーだった。

使徒言行録(しとげんこうろく)に入りました

読み始めてわかったことは、この部分は、イエス様が十字架での処刑の後に復活して天にお帰りになった後の、12人の使徒の伝道の活躍劇だ。これが結構面白い。なぜかというと、

福音書ではイエス様の言動から神の取る正しい行動を学べるのだが、使徒言行録では、その教えを「(イエス様から授かった力を使えるようになった)人たる使徒」がどうやって誠実に実行していくのかが書かれているから。

使徒はメンターである

私にとっての先生だ。神の教えをどう理解し実践するのかが書かれている。彼らの行動が「習うべき行動」であり、その根拠を神の行動から確認すればいいのだ。明快である。自分の芯を作るには良さそうだ。

福音書でヘタレだったあの人が、使徒言行録ではこんなにも立派になって、泣けてくる。「これはクリリンの分」的な強さも世の中には存在するが、使徒言行録の魅力は、そういうものとは違う力強さがある。

自分の周りに尊敬できる人がいないなら

聖書を学びましょう。神も使徒も、信じるに値する存在だと思うから。ベストセラー作家よりも、敏腕経営者よりも、信頼に値する(笑)なんてったって1600年の信頼と実績だからね。テクニックではなくて、考え方のコアが書かれていると思うの。

さて、今日も心の聖霊さんにきちんと栄養分を送ることができました。感謝。



(172回目のnote更新)

読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊