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シンプルに作るためには、本当に必要なものを知る必要がある

(約 1,900文字の記事です。)

メインのブログサイトにZbrushプラグインの記事を移転中だ。実は昨日、かなり色々と試行錯誤し、悟ったことがある。

本当に自動化で楽ができる?

管理者側にとって便利な「オートメーション付きサイト」は、構築するのにものすごく手間がかかる。仕込みが沢山必要なのだ。それ故に結果として色んな所を自動化できるわけだが。そして昨日1日中かかって、たったの4件しか移植できなかったことに疑問を持った。

そんなにオートメーション化した後に、果たして扱うコンテンツって、そんなに頻繁に更新したっけ?と。

そう、オートメーションの仕組み作りは技術者としては魅力的だが、肝心のコンテンツは流しそうめんのように流れては来ず、月1回更新するかどうかというスローなコンテンツ、果たしてオートメーションの効果があるのか?と。というのも以前のサイトは苦心してオートメーション化したが、結果、放置状態になった。なぜだ……。これが原因だったのだ。応用性がゼロ、身動きが取れない。理論的に完璧でも、実際の運用がまるでダメだった。

売れ筋と廃盤寸前の商品を同じく扱う?

さて、仕組み作りに手間がかかりすぎたもう一つの理由は、売れ筋のプラグインと、ともすれば廃版になるかも知れないプラグイン、この2つを全く同じ熱量で「管理する仕組み」を作ろうとしていたわけだ。そりゃサイト作りに手間がかかるわけだ。

これについても「扱うコンテンツ」を冷静に眺めたところ、「このプラグインの情報、そこまでして誰が見るのか?」と思い直してみたのである。

集中力ではなく「思考力の低下」に注意

10時間以上も連続作業をすると頭が回らなくなる。集中力は保つことができても、肝心の思考力は落ちまくっていたのである。

思考停止で「目の前のできそうな作業」に、ただただ没頭していただけ。多分、雪山で遭難するとこういう状況になるのだろう。

だからこそ、そういう肝心なことに「後から気が付く」のであった。

そして今日は半日ほどかけて、メインのブログサイトをシンプル化していた。管理者にとってシンプルで、閲覧者にとって「も」シンプルに分かりやすい仕組みを考えていた。オートメーションなど管理者側のエゴでしかない。月に1, 2度程度の商品版プラグインの情報更新ならば、オートメーション化するメリットが全くなかった。むしろ仕様変更によるオートメーション機能の整合性を取るための作業、これのほうが多かった気がする、以前のサイトでは。

シンプル化=不要な物をそぎ落とす

なので、本当に必要な仕組みだけを残して、それを守れるギリギリまで、色んなことをシンプルにしてみようと思った。そして必要ならばあとから拡張しよう、と。

結果、TOPメニューもサイドのカテゴリ階層も、かなりスッキリした。これはTOPメニュー。

これがサイドのカテゴリメニュー。

どちらにもZbrushの各プラグイン名が見えない。もしこれをどちらかに列記し始めると、一気にメニューが煩雑になる。

だって今でも30個以上あるんだぜ?30個のプラグイン名がズラリと並んだメニュー、クリックしたいか?

というわけで、ざっくり4つの分類に分けてその分類名だけをカテゴリとして表示させることにした。細かいことはZbrushプラグイン専用のトップメニューに、SWELLのタブブロックを使って4つに分けた。ユーザーがお好みの分類のタブをクリックすれば表示内容のプラグインが切り替わる。(詳細は実際のサイトをご覧下さい。)

そうやって、情報のカプセル化を徹底した結果、ブログのカテゴリはスッキリした。またこれを運用するために「タグによるしぼり込み」をメインにすることにした。

タグを有効に使う

今まではカテゴリによるしぼり込みをメインとしていたが、それをやるとサイドメニューのカテゴリが一気に増えて煩雑化する。逆にユーザーの視線が泳ぐことになる。

幸いSWELLではタグも使った投稿リストのしぼり込みや、タグやカテゴリをターゲットにしたブログカード化が可能なので、各記事の最終段に、必要ならばそれに関連するタグのブログカードを設置しておこうと思っている。必要ならばユーザーがそれをクリックし、タグによる投稿一覧を眺めることになるだろう。

こんな感じで、長らく自分の中で運用方法が決まっていなかった「タグ」を強力に使いこなすことにした。結果、カテゴリ依存の整理から解放され、シンプルに、どうしても必要なカテゴリだけを残すことができた。

今日は時間がないのでこの辺で失礼。

今回の創作活動は約30分(累積 約3,204時間)
(881回目のnote更新)


読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊