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山あり谷ありの買いもの道のその先

そろそろAmazonのタイムセール祭りが終わってしまう。


結局この土日は先週と同様にどこにも出かけなかった。それどころか外から一歩も出ておらず、ずっと部屋着のまま過ごしていた。

ほぼ一日を通して、ノートPCや隣に置いているタブレットと睨めっこしながら、ヘッドホンを装着してはBGMを流している。

その姿はまるでネット弁慶…あるいはネトゲ廃人(?)と揶揄されてもおかしくないほどに。


それもそのはず、今月の1日から始まったAmazonのタイムセール祭りでお目当てのものがあるか、ひたすら探していたのである。

ただ昔と今を比べたら、散財なるものはそんなにしなくなった方だと思う。

20代前半の頃には、気が狂ったかのようにCDをひたすら買い込んでいた時期があった。

多くて一年間で100枚以上も入手していたこともあり、今振り返ればある意味で病的なものだったと思わざるを得ない。

念のため前置きしておくと大半は定価ではなく、セールを利用したり大幅に値引きされているのを狙って購入したものばかりである。

それでもシングル、アルバム両方を合わせて2桁以上は普通に越しているから、これまで購入した額は尋常なものではないかもしれない。


そんなこともあったせいか、この数年は自分にとって「いいな」と思った物が目に飛び込んできても、それらが今必要なのかを考えたうえで購入する意識が高まっている。

あちらこちらでどんなに叩き売りが目立とうとも、安易に飛びついてしまっては某YouTuberが口にしている「安物買いの銭失い」になってしまうからだ。

もちろん、ある程度でしか値引きされていない状態で購入した物が、後々になってさらに安い値札を見た途端に、かなり損してしまった気分になることも当然ある。

近年の物価高騰によって選択肢が狭められている中で、自分が欲しいと思った物、それを自ら届く範囲の額で手を出すのはなかなか難しいものだ。


ちなみに私が前回のセールで入手したものは、たった一つしかなかった。それもでかい買い物ではなく、万一の時に備えるテイで購入した2Lの「水」のみである。

それ以外にいくつか家電であったりPC周りなどの目ぼしい物はあったものの、時期的に鑑みて今は買うべきではないと思って見送った。

そしてタイムセールも終了が迫ってきている中、今回も思い切って散財することなく色々と吟味した結果、わずか数品をポチった程度で終わる予定である。

いずれまた忘れかけた頃にタイムセールがやってくるから、またその時に狙えばいいやと呑気に思っているのだが…。


ただ一つの懸念材料があるとするなら、もうじき運輸法が改正されるなどで世間が騒ついている2024年問題に対してのことだろう。

現在のように「即日配達」といった私たちの日常に溶け込んでいた便利さが、従来のように荷物が届かなくなる等の弊害が起こりうる。

もし今のうちに揃えておきたい物があれば、自分の懐が許せる限り入手しておいた方がいいと思う一方で、法が改正される前もされた後もおそらく大きく混乱する可能性は十分に考えられる。

もはやこれは他人事では無い。今の時代でネット通販が主流となってきている以上、間もなく誰もが避けては通れない道となるかもしれない。

最後までお読みいただきありがとうございました。 またお会いできる日を楽しみにしています!