見出し画像

やさしい物理講座V123「重力による赤方偏移は起こるのか(一般相対性理論の検証)結論:否」

 相対論を勉強したてのころ、パラドックスがあり相対性理論は通常の学問として、理論的に考える自分の頭が狂いだしたのかと思ったが、一般常識のある者には到底理解できない学問である。そのときに、次の著書に遭遇したのである。
自分の頭が狂っているのではなく、やはり、彼の理論が間違えているという結論に至ったのである。

次の著書がまだ出版されていて、廃刊されてなければ、ぜひお読みいただきたい。
窪田登司著 『アインシュタインの相対論は間違えていた』徳間書店 1993.5.31 第1刷
窪田登司・早坂秀雄・後藤学・馬場駿羣・森野正春・竹内薫・日高守・石井均 著者8名『相対論はやはり間違えていた』徳間書房 1994.1.31 第1刷
この著書とは違う角度から反証を試みているのが吾輩のブログである。そして、現状知り得ている科学常識から反証を試みているのである。
今回は一般相対性理論で重力で光は赤方偏移を起こすと言われる証明のための「メスバウアー効果」で証明したと言われている実験を検証してみる。

     皇紀2684年9月2日
     さいたま市桜区
     理論物理研究者 田村 司

放射線の特性の解説

一般的には下図のように、物質によって放射線の透過を遮断する効果があることは知られている。
放射線は物質を透過する際、その物質を構成している原子にエネルギーを与えて電子をはじき飛ばす「電離作用」がある。
遮へいは,放射線の物質による吸収あるいは散乱を利用して,被曝線量を低減させる方法で,他の二つに比べてより積極的な方法である。
中性子の遮へいは,中性子がエネルギーによって物質との相互作用が異なるため複雑である。高速中性子を鉄など原子番号の大きい物質により減速させ,さらに水など水素含有物減速させ,熱中性子にしてから,水素,カドミウムなどで吸収する方法がある。

電荷を持つ粒子や電磁波は、物質と相互作用し、エネルギー(速度)を失い、最終的には止まります。

α(アルファ)線は電離する量が極めて多いので、紙1枚で止まります。

β(ベータ)線は、エネルギーによりますが、空気中では数m程度飛び、プラスチック1cm、アルミ板2~4mm程度で止まります。

γ(ガンマ)線・X(エックス)線はα線やβ線よりも透過力が高く、これもエネルギーにより、空気中の原子と衝突しながら次第にエネルギーを失い、空気中を数十mから数百m飛ぶ
一方、密度の高い鉛や鉄の厚い板によって止めることができるため、放射線発生装置からのγ線やX線は、鉄等を用いて遮へいすることがでる。
電荷を持たない中性子は、衝突によりエネルギーを失い、その後、物質との相互作用等で吸収される。
すなわち、中性子は、物質を構成する原子核と直接衝突することでエネルギー(速度)を失う。
質量がほぼ同じである陽子(水素の原子核)と衝突する場合に最も効果的にエネルギーを失う。



ガンマ線(ガンマせん、γ線、英: gamma ray)は、放射線の一種。
その実体は、波長がおよそ 10 pm よりも短い電磁波である。
放射性崩壊 核分裂反応 原子核融合

問題の核心
空気中を飛ぶ放射線 γ(ガンマ)線の挙動について

γ(ガンマ)線・X(エックス)線はα線やβ線よりも透過力が高く、これもエネルギーにより、空気中の原子と衝突しながら次第にエネルギーを失い、空気中を数十mから数百m飛ぶ。表現を変えるならば、γ(ガンマ)線は波長が赤方偏移を起こすと言える。

これで、空気中を飛ぶ γ(ガンマ)線は赤方偏移を起こすことが証明された。

一般相対性理論の重力による赤方偏移の実験としてメスバウアー効果で検証が試みられた。

メスバウアー効果を用いた重力赤方偏移実験の観測。

ここから先は

4,704字 / 8画像
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?