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政治講座ⅴ709「政治闘争の始まり」

このような政治闘争となると活気づくのが自民党である。俺が俺がの自分党と揶揄される所以である。そして、料亭での腹の探り合い、足のけりあいが始まるのである。政治ショーの始まりである。政策は料亭で決まる。政治に金がかかる訳だ。

        皇紀2682年12月21日
        さいたま市桜区
        政治研究者 田村 司

自民党内から噴き出る岸田首相防衛増税への批判 陰の主役となる菅義偉氏

 防衛増税へ向かって動き出したことで、自民党内からも強い反発を受けた岸田文雄・首相。12月15日自民党税制調査会では、具体的な増税時期が決めず、事実上の先送りで妥協した形だ。

菅義偉・前首相は何を狙う?(時事通信フォト)© NEWSポストセブン 提供


【図解、写真】見上げる麻生太郎氏、二階氏や菅氏が取り囲む…岸田首相をとりまく相関図【写真10枚】高市早苗氏や他、真っ赤なネクタイ姿の河野氏も

 増税批判を浴びて満身創痍の岸田首相の姿をじっと凝視しているのが菅義偉・前首相だ。いまや「旧安倍支持勢力の盟主」の立場にある菅氏は、「政権運営をした者として、あまり批判めいたことは言うべきじゃない」と岸田批判を封印しているが、岸田サイドからの副総理就任の打診を断わり続けているとされ、「菅さんは根っからの増税反対論者。党内の増税批判の背後には菅さんの存在がある」(増税反対派の無派閥議員)と、政局の“陰の主役”の1人と見られている。

 その菅氏の周囲では、旧統一教会追及で存在感を発揮した河野太郎・消費者担当相が「岸田が倒れたら次はオレ」とばかりに出番をうかがっており、二階俊博・元幹事長が率いる二階派は菅グループと「反主流派連合」を形成して岸田首相がいよいよになればいつでも襲いかかる準備を整えている。

 岸田首相は政権を支えるはずの自民党執行部にも“見えざる敵”を抱えている。

 その1人が茂木敏充・幹事長だ。党内の増税批判に表向きは「決まったらその方針に従っていく。これが慣例だ」と釘をさしたものの、身を挺して首相を守ろうとしたことはない。政治評論家の有馬晴海氏は茂木氏は“タナボタ戦術”とみる。

「茂木氏は幹事長として総理を守る立場だが、能力では岸田首相に勝っているとの自負があります。だから岸田首相が何らかのことで躓けば、その軌道修正をする形で、岸田首相を支えてきた自分が取って代わるというイメージを持っていると思います」

 茂木氏が臨時国会終盤に日本維新の会の幹部たちと会合を開いたのも、「岸田政権の安定のためではなく、茂木政権ができたときの準備」(自民党閣僚経験者)との見方がもっぱらなのだ。

 岸田側近から「総理を野党に売った男」と厳しい視線を向けられているのが国会運営の要である高木毅・自民党国対委員長だ。

 岸田首相は閣僚辞任が相次いだことについて、「任命責任を重く受け止めている」と国会で陳謝させられた。総理が閣僚人事について野党に謝罪するのは前代未聞だ。

「本来なら野党の謝罪要求をはねつけるべき高木国対委員長が、野党の要求をのんで総理をさらし者にした。総理も『国対は何をしてるんだ』と怒りが収まらない様子だった」(同前)

 閣僚ばかりか、自民党幹部たちも首相を支えようとはせず、逆に足を引っ張って倒れるのを待っている。

※週刊ポスト2023年1月1・6日号

安倍氏不在で「学級崩壊」状態 防衛増税“ドタバタ劇”、高市氏は石破氏に似ている?

ABEMA TIMES -

岸田総理が打ち出した「防衛増税」をめぐる、高市経済安全保障担当大臣による一連の発言が話題となっている。閣僚でありながら、罷免も辞さないとの態度を示し、「高市の乱」と注目を集めたが、その後トーンダウンし、ドタバタ劇の様相を呈している。


安倍氏不在で「学級崩壊」状態 防衛増税“ドタバタ劇”、
高市氏は石破氏に似ている?© ABEMA TIMES

【映像】1993年、初当選時の高市早苗氏

高市氏は12月13日、「閣僚の任命権は総理にございますので、罷免をされるということであれば、それはそれで仕方がない」と発言した。元日本テレビ解説委員でジャーナリストの青山和弘氏は、以下のように分析する。

自分が安倍晋三元総理の考え・思想を引き継ぐ第一人者だという思いが強い。増税問題などで脚光を浴びる自分(高市氏)が、先頭に立って反対したと示すことは、彼女にとっては一つのチャンスだ」(青山氏)


安倍氏不在で「学級崩壊」状態 防衛増税“ドタバタ劇”、
高市氏は石破氏に似ている?© ABEMA TIMES


背景にあるのは、防衛費増額の財源をめぐる問題だ。日本の防衛費は現在、GDP(国内総生産)比1%前後となっているが、NATO(北大西洋条約機構)の水準GDP2%以上に引き上げようとしている。2027年度までの5年間で防衛費は43兆円と大幅な増額になる。

中国などの軍事力台頭により、防衛費増額を求める声は強く、安倍氏も生前GDPの2%まで増額することを「骨太の方針」に明記すべきだと主張していた。高市氏は、憲法改正により「国防軍」を明記すべきだと主張したり、敵基地攻撃能力の保有に前向きな考えだ。ではなぜ、防衛費増額に反旗を翻したのか——。


安倍氏不在で「学級崩壊」状態 防衛増税“ドタバタ劇”、
高市氏は石破氏に似ている?© ABEMA TIMES


高市氏が問題視したのは、その財源。安倍氏の持論は「当面は国債」だったが、岸田総理は「一部を増税」の方針。これに安倍派議員から反対の声が上がり、高市氏はTwitterで「総理の真意が理解できません」と批判し、冒頭の「罷免も仕方ない」発言に至った。最終的に岸田総理が増税の実施時期を明記しなかったことで、反対派は矛を収めた。

青山氏は、保守派における安倍氏の後任が見つかっていない現状を、高市氏が「チャンス」と思っているのではないかと指摘。朝日新聞記者でABEMA NEWS政治担当記者の今野忍氏も「我こそは安倍氏の後継者だ」とアピールしているのではと分析する。


安倍氏不在で「学級崩壊」状態 防衛増税“ドタバタ劇”、
高市氏は石破氏に似ている?© ABEMA TIMES


高市氏は1961年生まれで、神戸大卒業後、松下政経塾へ入塾。テレビキャスターなどを経て、1993年に衆議院議員に初当選した。当初は無所属で、のちに自民党へ。2006年に第一次安倍内閣で初入閣し、11年に清和会(現在の安倍派)を脱会した。

青山氏によると、脱会時の経緯を「わがままだった」と思う清和会議員が多く、のちに安倍氏が「高市氏を(自民党)総裁に」と言っても、「口も聞いたことがない」という議員が多くいたという。今野記者もまた、積極的に仲間をつくろうとしないタイプとして、安倍氏よりも、むしろ石破茂元幹事長に似ているのではと考察する。

2012年には女性初の自民党政調会長に。そして昨年、総裁選に出馬したが、岸田氏、河野太郎氏に次ぐ3位となった。総裁選出馬には安倍氏の力添えがあったが、青山氏は、それを「面白くない」と思っている人も少なくなく、このままでは次の総裁選には出馬すらできないのでは、と言われていると話す。今野記者も同様に、高市氏に投票するとしたら保守団結の会の数人しか思い当たらないとして、安倍氏亡きいま、総裁選出馬に必要な20人の署名を集めるのは難しいのではとみている。


安倍氏不在で「学級崩壊」状態 防衛増税“ドタバタ劇”、
高市氏は石破氏に似ている?© ABEMA TIMES


過去の著書では、恋人との別れを感情的につづることもあったが、一方で「強い保守思想」を示す場面も。青山氏は、高市氏の総理総裁への「野心」は消えていないと断言。国民の人気や保守派の支持を背景に、岸田氏になにかあれば、保守派を代表して出ていけるとの感覚を得たのではないかと指摘する。

一連のドタバタ劇を「安倍氏という大きな柱がいなくなった“学級崩壊”」と評する今野記者は、もし安倍氏が存命であれば、岸田氏は安倍氏と落とし所を探っただろうと推測する。着地点は同じ「増税時期は未定」だったとしても、安倍氏が話せば静かになったが、不在のいまは主張したがる議員ばかり。結果として制御不能になったのが、いまの状態だと解説した。(『ABEMA的ニュースショー』より)


参考文献・参考資料

自民党内から噴き出る岸田首相防衛増税への批判 陰の主役となる菅義偉氏 (msn.com)

安倍氏不在で「学級崩壊」状態 防衛増税“ドタバタ劇”、高市氏は石破氏に似ている? (msn.com)

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