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政治講座ⅴ1813「中国共産党に沖縄が狙われている」

 孫子の兵法「戦わずして勝つ」がある。最終的には武力で威圧知る前に被侵略国に味方(売国奴)を作る工作をすすめる。つまり、内部崩壊の工作をする。ナチスドイツが近隣諸国を侵略する前に大量のドイツ移民を送り込んで内部崩壊や内部からの手引き者を周到に準備した歴史がある。沖縄の県内の状況を俯瞰すると米軍基地への反対運動のデモに中国人が参加しているという報道があった。沖縄県民が中国の属国となりたいのであろうか、ウイグル人やチベット人やモンゴル人や満州女真族が受けている人権無視政策を見たらとても、賢明な行動と思えない。自由・言論・人権などの弾圧をうけた近年の香港を見たら、明日は我が身となることは想像に難くない。中国共産党は中国大陸での王朝時代の弾圧政治を踏襲しているのである。民主主義とは水と油なのである。
今回はそのような侵略が危惧されるような報道を紹介する。

     皇紀2684年6月12日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

沖縄が危ない! 沖縄・玉城知事〝独自の地域外交〟の危険 訪中も領海侵入には一切抗議せず 中国の「駒」に替えられる親中外交に過ぎない

ラーム・エマニュエル駐日米国大使© zakzak 提供

沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に7日、機関砲のようなものを搭載した中国海警局の船4隻が相次いで侵入した。中国海警局は同日、「主権を守るための法に基づく活動だ」「管轄海域でのパトロールを今後強化する」との報道官談話を発表した。「台湾有事は日本有事」といわれるなか、中国の野心は確実に沖縄にも向けられている。こうしたなか、沖縄県の玉城デニー知事は昨年、「親中派の重鎮」である河野洋平元官房長官らと訪中していた。八重山日報編集主幹、仲新城誠氏は、玉城知事が進める「独自の地域外交」の危険に迫った。

「県民向けのパフォーマンス」でしかない

沖縄県は5月15日、52回目の「復帰記念日」を迎えた。玉城知事はコメントを発表し、尖閣諸島問題や台湾情勢など、沖縄を取り巻く厳しい安全保障環境に言及。平和構築の必要性を訴えたが、あるフレーズに強い違和感を抱いた。

県として、「独自の地域外交の取り組みを強化・推進していきます」と述べたのだ。

玉城知事を擁する「オール沖縄」勢力は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設反対を訴え、地域の緊張を高めるとして「抑止力の強化」に反対している。

では、沖縄に迫る中国の脅威にどう対抗するのか。玉城県政が出した答えが、沖縄県による「独自の地域外交」でアジアの緊張緩和を目指す方針だ。

玉城県政に、米中や中台の間をかいくぐって平和構築をアシストする外交力があるとは到底思えない。「独自の地域外交」とは所詮、「県民向けのパフォーマンス」でしかないだろう。

ただ、沖縄メディアは「沖縄独自の地域外交は東アジアの緊張緩和を促すため有効な手段となり得る」(琉球新報)などと持ち上げる。少なくとも県内では、知事が平和構築のため「やってる感」を醸し出すことに成功している。

しかし、外からはどう見られているだろうか。

玉城知事は「地域外交」の一環として、23年7月、日本国際貿易促進協会(河野洋平会長)の訪中団に参加し、北京で中国の李強首相と会談した。この時、尖閣諸島周辺の中国艦船による領海侵入には一切抗議していない

同年11月には訪台したが、事前に「政府・行政関係者との面談の予定はない」と明言。経済団体などと接触しただけだった。「一つの中国」政策を堅持すると何度も繰り返し、対中配慮が濃厚だった。

台湾関係者は「『地域外交』と言うが中国重視に偏っており、バランスを欠く」と指摘する。玉城知事の動向を「非親台派知事」という見出しで報じる台湾メディアもあった。

今年5月、ラーム・エマニュエル駐日米国大使が台湾に近い日本最西端の与那国町と、尖閣諸島を抱える石垣市を訪問した。「台湾有事」をにらみ、「米国は北海道から与那国まで日本全体にコミット(関与)する」と中国を強く牽制(けんせい)した。

中国の「駒」に替えられてしまう

玉城知事はエマニュエル氏の訪問前、大使が移動に軍用機を使用したことを理由に、米側へ与那国、石垣両空港の使用自粛を要請した。訪問後には「台湾に近い場所を訪れるのは緊張をもたらす」と懸念を表明した。中国は喜ぶだろうが、果たして沖縄の「県益」にかなった言動だろうか

玉城知事が言う「独自の地域外交」なるものは、実際には「親中外交」でしかなく沖縄を中国の「駒」につくり替えてしまう。「外交」と称し笑顔と握手を振りまけば万事丸く収まるような幻想を、県民に与えた罪は大きい。

=おわり

■仲新城誠(なかしんじょう・まこと) 1973年、沖縄県石垣市生まれ。琉球大学卒業後、99年に地方紙「八重山日報社」に入社。2010年、同社編集長に就任。現在、同社編集主幹。同県のメディアが、イデオロギー色の強い報道を続けるなか、現場主義の中立的な取材・報道を心がけている。著書に『「軍神」を忘れた沖縄』(閣文社)、『翁長知事と沖縄メディア 「反日・親中」タッグの暴走』(産経新聞出版)、『偏向の沖縄で「第三の新聞」を発行する』(同)など。

参考文献・参考資料

沖縄が危ない! 沖縄・玉城知事〝独自の地域外交〟の危険 訪中も領海侵入には一切抗議せず 中国の「駒」に替えられる親中外交に過ぎない (msn.com)

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