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政治講座ⅴ1841「日本のロケットと中国のロケット」

 中国の予期せぬ杜撰なロケット発射を見て、今の中国の経済の低迷と経済破綻を予期させる出来事である。一事が万事である。
「人の不幸は蜜の味」という諺がある。中国では「他人の不幸を願う」、ドイツでは「シャーデンフロイデ」、英語では「ローマンホリデー」と言った具合に、世界各地で似たような言葉が見られる。 他人の不幸を喜んでしまうのは人類共通の性質であり、また成功を妬む癖をもったのが悲しいかな人間の本性である。今回は日本のロケット発射の成功と中国のずさんなロケットの報道記事を同時紹介する。日本人は喜び倍増、中国人は悔しさ倍増であろう。まさに表題の「成功は挑戦と失敗の連続だ」の通りである。なお、いつもイラストを使わせていただいているメイプル楓さんを紹介します。
味気ない浅学菲才の文章をメイプル楓さんのイラストで飾って頂いており、この場を借りてお礼と感謝を申し上げます。

     皇紀2684年7月3日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

打ち上げ成功!H3ロケット運んだ「地球観測衛星だいち4号」とは?3号の喪失乗り越え…夜でも森でも観測可能で防災能力向上

FNNプライムオンライン によるストーリー

打ち上げ成功!H3ロケット運んだ「地球観測衛星だいち4号」とは?3号の喪失乗り越え…夜でも森でも観測可能で防災能力向上© FNNプライムオンライン

7月1日、鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケット3号機が打ち上げられ、搭載していた地球観測衛星「だいち4号」が予定通り分離され、打ち上げは成功した。

H3ロケット1号機は2023年3月に「だいち3号」を搭載して打ち上げられたが、2段目のエンジンに着火せず失敗。「だいち3号」も失われた。H3ロケット2号機は2024年2月に打ち上げ成功したが、搭載されていたのは衛星と同等の重さのダミーだった。

そして今回、H3ロケット3号機は、失われた「だいち3号」に代わる「だいち4号」を搭載し、見事に打ち上げに成功。予定通り「だいち4号」を衛星に投入した。この「だいち4号」、運用が開始されれば防災能力が大きく向上しそうだ。

地球観測衛星「だいち4号」は、地球全体を宇宙から定期的に観測することで、日本の国土の地殻変動を捉えたり、災害状況や地球環境の変化を把握するのに役立てることが期待されている。現在「だいち2号」が運用されているが、「だいち4号」は大幅にパワーアップしている。

JAXAのホームページによると、「だいち4号」は合成開口レーダ(通称:SAR)と呼ばれる技術を使っている。このSARは、「だいち4号」から電波を地球に照射して、返ってきた情報から地球の表面の様子を観測するという。電波なので、太陽の光が当たっていない夜でも観測可能だし、雲があっても関係ない。

また、他の衛星で使用されている「Xバント」や「Cバンド」と呼ばれる電波では、木の枝や葉で反射されるため、国土の大半が森林の日本の場合、地面の様子を捉えられないケースが多かった。しかし、「だいち4号」では、Lバンドという比較的波長の長い電波が使われており、この電波は植物を通過して地面に届くため、地上の変化を捉えやすいのだという。

また電波を照射する観測幅が「だいち2号の」50キロから、200キロと4倍に拡大。日本列島を観測できる回数も、2号に年4回から20回に増える

こうした能力の向上によって、地震による広範囲な被害の分布を把握したり、大雨による浸水場所を迅速に把握したり、火山活動による微細な変動を捉えて事前避難に役立てる事が期待されている。

【ずさん】エンジン燃焼テストのはずが予期せずロケット発射され…空中で傾き横向きに落下し地上で大爆発 中国

FNNプライムオンライン の意見

【ずさん】エンジン燃焼テストのはずが予期せずロケット発射され…空中で傾き横向きに落下し地上で大爆発 中国© FNNプライムオンライン

中国・河南省で6月30日、住宅街のすぐ近くで真っ赤な炎と大量の煙を上げ大爆発する瞬間が捉えられました。

中国のSNSに投稿された動画に映っていたのは空に向かって飛んでいくロケット。

しかし、ロケットは上空で黒い煙を吹き出し大きく傾きながら山の中へ落下。

そして、数km離れた住宅街に爆発音が響き渡ります。

このロケット、実は予定されて打ち上げられたものではありませんでした。

ではなぜ飛んで行ってしまったのでしょうか?

この日、近くの試験場でロケットのエンジンの燃焼テストが行われていました。

ところがその最中、ロケット本体と発射台をつないでいた部分が壊れ、ロケットはそのまま予期せず空へと飛んで行ってしまったとみられています。

ロケットは20秒ほど上空に舞い上がり、黒い煙とともに落下する様子が捉えられていました。

燃焼テストをしていた企業によると、ロケットが墜落・爆発した場所は市街地から離れていて、地元政府とともに安全対策をとっていたことから、けが人はいないということです。


参考文献・参考資料

打ち上げ成功!H3ロケット運んだ「地球観測衛星だいち4号」とは?3号の喪失乗り越え…夜でも森でも観測可能で防災能力向上 (msn.com)

【ずさん】エンジン燃焼テストのはずが予期せずロケット発射され…空中で傾き横向きに落下し地上で大爆発 中国 (msn.com)

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