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「お疲れ様です。来週お時間いただいてもよろしいでしょうか?」というメッセージで怒られた話


入社一年目の5月。

どうしても成果をあげたい松井少年は、業務外に先輩とロープレをしようと当時の上司に連絡した。

「お疲れ様です。来週お時間いただいてもよろしいでしょうか?」

するとすぐに返事が、メッセージではなく電話できた。

「この誘い方やと失礼やで」


なぜ怒られたのか?

当時の松井少年は唖然とした。誘い方で怒られるなんて初めてだったかである。お恥ずかしいことに、この時はなぜ怒られたのか分からなかった。そんな僕に先輩は続けた。

「お仕事とかで誰かに連絡するときは、メッセージのやり取りが少なるようなメッセージにしよう。一回のメッセージで概要がわかるように、かつ相手がYESorNOで回答できるような聞き方だとなお良いな。」

なるほど。

お互い常に即レスができるわけではないので「なんの用事?」と聞くメッセージをしているうちにどんどんお互いの予定が埋まっていく。

機会を自分で得ようとするわりに機会損失になっているということだ。


ということで作りなおしたのが以下の文

お疲れ様です。
来週ロープレのお時間を30分いただきたいです!
セミナーの試験にいち早く合格したいためご相談させていただいております。
〇〇さんの予定を見たところ下記日時が空いていたのですが、ご都合よろしければ是非ロープレさせてください!
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5月15日(金)8:30-9:00
=======
もしご都合あわない場合は、また別の時間をご提示させていただきます!

こんな感じ。


ポイントは三つ

● 依頼内容を文の先頭に持ってくる
● 依頼の背景を記載する
● YESかNOで返事できる依頼の仕方にする

依頼された人が気持ちよく依頼を受けてもらえるようにすることが総じて言えることである。

せっかく時間をもらうからには、相手にも気持ちよくやってほしい。だからこそ、こういった細かい気遣いが大事だと学ぶことができた。

正直、なぜこの程度で怒られなければならないのかと思ったが、今思えばこの指導はありがたい限りだ。この誘い方が失礼と気づいてなければ、どこかで知らぬうちに嫌われていたかもしれない。


まとめ

友人間であっても「明日ひま?」と誘われるより「陽キャになりたいからタピオカ並びたいんだけど一緒にどう?」の方がYESorNOの返事がしやすい。前者の誘い方だと暇だけどいけない、という断りにくい返事になりかねないからだ(ちなみにこのときはタピオカに並んだ)。

でも基本的にフッ軽なので誘われたら基本的にはYESしか言っていない気がするので皆さんいつでも誘ってやってください。

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(リアル脱出ゲームは楽しみ)

end.

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