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耳のためにできること。1万円を切る骨伝導ヘッドセットAfterShokz OpenMoveを見てきた。

ちょっと前にリモートワーク主体化する中、イヤホンの耳への頻繁な抜き挿しと長時間装着で、外耳の受ける刺激が飛躍的に増えて、外耳炎になるケースがという記事が流れてきた。対策はスピーカーやヘッドホンに変えることが挙げられてる。

僕としては骨伝導ヘッドセットという選択肢も知っておいてもらいたい。スピーカーと違い隣人・家人には聞こえない、周囲の音も同時に聞こえるというスピーカーと高級イヤホンの中間みたいな特徴を持ってる。会議内容などを隣人・家族に聞かせたくないからスピーカーではないけど、家族と一緒の空間にいるからそちらの物音も聞こえた方が良くて、外部音取込みもできるAirPods級のイヤホンだった、みたいな人には条件が合うと思う。

その中でも僕はAfterShokzのTREKZ AIRを愛用してるのだけど、AfterShokzは骨伝導ヘッドセットの草分けで安心感がある反面、ちょっと勧めにくい値段でもある。もうちょっとプチプラ寄りなのはと思ってたところで、同ブランドからOpenMoveという廉価な新製品が出たらしい。取扱店舗にちょっと見に行ってきた。

AfterShokz OpenMoveとは

僕の使っているTREKZ AIRと後継機であるAeropexのことは前に書いたけど、OpenMoveはAeropex世代の1万円を切る廉価版ということになるらしい。

紹介記事では、Aeropexの音質向上や音漏れ軽減はある程度取り込まれてるように見える。一方で連続再生時間は6時間で、AIRの8時間、Aeropexの12時間に対して短くなってる。色は白と黒の二色で、AIRやAeropexにはあった鮮やかながら落ち着いた赤、青系はラインナップされてない。両耳部を繋ぐアームがAirやAeropexでは首に沿うように降りていく曲線的なラインだったのに対して、こちらは直線的。

AIRを選んだときには、かけ心地が決定的だった。アームの形ではなく適当な柔軟性がよかったのだと思うけど、直線的になってもかけ心地が変わらないか、それが僕が一番試してみたいところだ。

軽い、心地よい、ちょいゴツイ?

プレスリリースによれば、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、東急ハンズなどの各地主要店舗で販売。また「実際に体験、試聴できる店頭用試聴機の設置を開始」したという。実機を見に行ってくることにした。

このリストの中から選んで最初に行ったビックカメラ池袋本店パソコン館はAfterShokz自体の展示をやめているという。大通りを挟んで向かいのビックカメラ池袋本店は、最初に案内されたAfterShokzだけで1コーナー設けてた(AirもAeropexもTitaniumもあった)けど、OpenMoveは並んでいなかった。次にレジのオーディオ機器担当と思しき方のところに案内され、入荷したての一台を出してきて試着、試聴させてくれた。

率直に書いていくと、見た瞬間には、あれ、ちょっとゴツいかなと思った。普段使っている暗色の赤(キャニオンレッド)のTREKZ AIRに比べると、膨張職の白のせいか大きく見える。実際にかけてみてのセルフィ―でも、存在感がある。

かけ心地はなかなかいい。かけてみた感じでは、ちょっと軽くなったかもと思う。頭を挟み込むことで重さを支えるTREKZ AIRに比べると、よりしっかり耳に引っ掛けてそちらにも重さを割り振っている気がする。メガネをかけた上から着けたけど、特に違和感はなかった。

それ以外のところでいうと、自分のiPhoneとペアリングして、直前までAIRで聞いていた曲を流してみたけど、音質も不満はない。まあ左耳から常時ノイズが聞こえているような僕の耳なので、音質評価の精度は期待しないでほしい。少なくとも、僕の主用途であるリモート会議やオンラインイベントには全く問題なさそうだと思った。停止しようとしてボタンを探したけど、音量の上下ボタンしかない気がする。見落としでなければ、再生/停止ボタンは欲しかった。

OpenMoveもお勧めできそう

実際につけてみた感じ、これならTREKZ AIR同様に一日中着けていられそうだと思った。重さについていうと、サイトでカタログ値を確認すると、TREKZ AIRが30g、Aeropexが26g、OpenMoveが29gだから、AIRユーザーの僕からすればたしかに1g軽いのだけど、それが感覚的にわかるとも思えない。ただOpenMoveは上に書いた通りよりしっかりと耳に引っ掛ける感じで、その分頭を挟み込む感覚は少ない。挟み込む感が少なくなった分を「楽だ」、つまり「軽い」と感じたのかもしれない。

もう一つ、カタログ的な面での比較を挙げると、連続再生時間は6時間となっている。Aeropexは8時間、TREKZ AIRは6時間。一日中会議が詰まっていたりすると、実はTREKZ AIRでも夕方にはバッテリーが切れたりしている。その意味では、僕の用途だとAeropexは8時間は魅力的なのだけど、OpenMoveの廉価になっても6時間をキープしているという点は評価できる。実はというなら、そこまで会議が詰まっている日は多くないし、充電のできる昼休みがないという人はなおさら稀だ。

そんな感じで、OpenMoveは十分にお勧めできる新製品だと思った。TREKZ AIR並みの着け心地やバッテリー寿命。でも価格は9,900円で、会議用途で高音質のハイエンドを求めてるわけじゃないという人にも検討してもらえると思う。一方で、AfterShokzとしての安心感はある。

コロナ禍中で生まれた新しい生活様式には、どうしても今まであまり想定されていなかったようなことが含まれてる。例えばインナーイヤー型のイヤホンが、一日中装着されたり高頻度で着け外しされるということもその一つのはずで、どうも人間の耳(外耳)はそこまで頑丈なものでもなかったようだ。心当たりや不安のある人は、ぜひスピーカーやヘッドホン、そして骨伝導ヘッドセットを検討してほしい。

このことをFacebookで書いていたら、5,000円を切るBlueTooth骨伝導ヘッドホンを昨年10月に使いはじめ、1年弱経ったけど愛用中と教えてもらった。AfterShokzは僕が使い続けてて安心感を持っているブランドだけど、ブランドを気にしないなら、こちらはより手ごろな選択肢になりそうだ。なんにしても、耳を傷めると聴力を損なうなどあればもちろん、耳鳴りが残るだけでもずいぶん煩わしい。耳を大切に。

(追記)note公開後、ただただしさんを始め数名の方からOpenMoveを購入したとコメントをいただいた。なかには購入したものがご家族のお気に入りなってしまい2台目購入という方もいた。皆様満足されているようなので、一安心した。音質については、たださんと同感という方が多かったので、ぜひ参考にしていただければ。あと「髪の長い人は後ろでまとめるので、お団子でホールドの調整できるなーと思いました」との感想も頂戴した。短髪の僕からは逆さに振っても出ない知見なので、ありがたく転載させていただく。

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