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よしなしごと

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日常に思う「由無し事」だったり働き方を考える「善しな仕事」だったり、諸々のよしなしごとを綴ります。 (マガジン「雑記帳」より改題)
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2018年5月の記事一覧

書き始めるのは書き上げてから

よく文章は「書き上げてからの推敲が大切」とか「2倍ぐらい書いてから削っていく」とか言われる。実際、数倍の初稿から削っていくことも、見直してたら全面改稿になることも多い。ずっと無駄の多いことだ、こんな書き方でないといけないのかと思ってたけど、最近「いまの僕には」まだそれが必要なのだ、と腑に落ちた。 以前は、そうする必要があるのは、表現や伝達の技術がまだ未熟だからだろうと思ってた。 例えば、画面上でひとまず文章を書き上げる。それをプリントアウトして、赤ペンを握る。読み直してみ

Amazon倉庫の「低賃金」と赤羽バイト

「世界一の富豪のアマゾン、倉庫を支えるのは尿瓶、生活保護の人たち | ギズモード・ジャパン」という記事、よく話題になるAmazon倉庫作業の低待遇は相変わらずなのかと思いながら読み進めて、最後まできて「あれっ」と思った。記事公開後にAmazon側がコメントしたという「米国内の梱包センターにおける正社員の賃金は時給平均15ドル」って、あれあれ?記事タイトルから想像するほど、低くなくない? 先月、赤羽のバイト募集を見ていて、「時給950円〜」とか「時給950円」という求人を見つ