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望郷

徐々に徐々に仕事も忙しくなって来て、生活リズムを掴むのに悪戦苦闘してます。

社会人一年目がぶち当たる壁に、僕もぶち当たっているようです。

精神安定のためにも、こうして文章を書きます。


最近は顕著に涙脆くなっている。というか、すぐに喜怒哀楽が表に出てくるようになった。

小さい頃は、本当に感情のコントロールもままならないクソガキで、兄にイジメられて激昂したり、いとこが家に泊まりに来て帰るときに号泣したり、馬鹿みたいにはしゃいだりしていたように思う。

特に、「離れ離れになる」ということに恐怖心と心細さを強く感じていた。

小学校の2年生くらいの夏休みに、いとこのおうちに一人でお泊りに行ったことがあった。いとこと映画館に「千と千尋の神隠し」を見に行ったり、夜ご飯にカレーを食べたり、たくさん初めての経験をした。

その当時は、「遊戯王」がめちゃくちゃ流行ってて、自分もカードを集めてよくデュエルをしていたものだ。夜ご飯を食べ終わった後に、近所のコンビニにカードパックを買いに行って、当たったカードでデッキを組んでいとこと遊んでいた。

夜も遅くなり、もう寝るという時間になった時、急にお母さんや家のことが恋しくなった。そこからは、誰にもバレないようにずっと泣いていた。泣き疲れて寝た後も、夢の中で何かに追われるような悪夢をみた記憶がある。

今現在の自分が夜更かし癖だったり独り言が多いのは、こういった「寂しさ・心細さ」が根底にあると最近気づいた。

やっぱりどこか深いところで繋がっていたいと強く思ってしまう。

最近はよく外の空気をいっぱいに吸い込むようにしていて、その地域の空気を感じることが好きになった。今住んでいる東京の空気も好きだけど、やっぱり田舎の空気に勝るものはないと思う。

なんとも言えない田舎の匂いを感じると、走馬灯のようにいろんな思い出が蘇る。すごい好きな時間。

都会での目まぐるしい生活も悪くはないけど、いつかは田舎でゆっくりと過ごしたいね。

この曲聴くと、本当にどうしようもなくいろんな感情が溢れて来ます。


僕は最近、この「僕たち」という曲で電車の中で号泣しました。

会いたい人が会えないところにいても、必ず繋がっていると思います。

会った時には、最大限の愛情とありったけの思いを伝えてあげてください。

まだまだ大丈夫。


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