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住宅ローンについて

☆住宅ローン控除の仕組みとは

住宅ローン控除は、正式には「住宅借入金等特別控除」といい、個人が住宅ローンを利用して住宅を購入したりリフォームしたりする際に、所得税から控除を受けられる制度です。所得税額によっては、翌年の住民税から差し引かれる場合もあります。

新築住宅や中古住宅を購入する際やまた、増改築や大規模修繕、省エネ・バリアフリー改修なども一定の要件を満たせば対象となります。

現行の住宅ローン控除制度では、原則として、年末時における住宅ローンの残高の1%が、所得税額から10年にわたって控除されます。年間の控除限度額は40万円です。また、消費税率10%が適用される住宅を購入し、2022年12月31日までに入居した場合は、控除期間が3年間延長され13年間となります。

住宅ローン控除の適用を受ける場合は、入居した年の翌年に確定申告しなければなりません。2年目以降は、給与取得者であれば、勤め先に住宅ローンの残高が証明できる書類を提出することで、年末調整による控除を受けられます。

☆住宅ローン控除とふるさと納税を併用する仕組みと注意点

住宅ローン控除とふるさと納税の控除は、併用して両方の控除を受けることが可能です。

ただし、ふるさと納税の控除を受ける手続きには、確定申告とワンストップ特例制度の2種類があり、確定申告する場合は併用により控除額が少なくなる可能性があります。それぞれの仕組みと注意点を確認しておきましょう。

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