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伝え方 その2

食べ物にはそれぞれ
好き嫌いがあります。

よくある会話
美味しいお店教えてよ!
美味しいラーメン屋さん紹介して!
美味しいパスタ食べたい!
などなど…

あるいは
この店美味しいよ
美味しい〇〇食べるならここだよ

「美味しい」って
ある意味曖昧な表現かもしれません

美味しさはそれぞれだからです。

もしかしたら1000人くらいの人が
美味しいと言っても
1人だけ私はちょっと…みたいな…
でも
その1人だったら伝えにくいですよね。

それって
1000人が好みの味であって
一概に「美味しい」とは言い難い

それは
福祉現場では凄くあり得る話です。
施設の利用者さまが、
「不味い」と言えば
おっしゃる通りなのです。
なにも美味しくない食事を
提供しているわけではなく、
ご本人の経験などから、
食事を味わった結果、発した言葉が
「不味い」になってしまっただけなのです。

よく耳にする声掛けとして、
「美味しいから食べましょう」
「美味しいご飯の時間です」
「今日は美味しいお昼が待ってます」
ある意味危険な言葉です。

もしご本人が
「不味い」と感じてしまったら、
食べて頂けないかもしれないのです。

伝え方としては
「私は好きな味ですが
いかがでしょうか?」
「私は好きな料理です。
いかがでしょうか?」
「この味を好きな方が多いです。
召し上がってみてください」

「美味しい」と
ある意味決めてしまうのではなく
「好みである」と曖昧な表現の方が
親しみを感じて頂けるかと思います。

誰しも美味しい食事をしたいものです。
美味しいは個人の結果であって、
好みの到達点のようなものかもしれません。

美味しいラーメン屋さん教えてよ!
の私の返答

美味しいかわかりませんが、
私は好きな味でお客さんも多く入っている
ラーメン屋さんです。

伝え方ひとつで違ってくるかもしれません。

普段の会話からの気付きでした。
今日はこの辺で…
ありがとうございました。

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