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育児日記 『なりきり遊び』

「ちーちゃん赤ちゃん!
 今、ちーちゃん赤ちゃんなーのー!
 だうー、えっえっー」

こうなったら厄介だ、、、話が通じなくなる。

最近、ちーちゃんはいろんなものになりきる。
大人、おばあちゃん、ママ、近所の小学生、、、
その中で一番厄介なのが赤ちゃんである。

赤ちゃんになるとハイハイを始め、
本物の赤ちゃんであるきーちゃんのモノマネを始めるのだ。
「好き勝手」するための口実となる。

僕のメガネを叩いたり、歩かなくなったり、言われていることがわからないふりをしたり、大変なのである。
「いや、赤ちゃんちゃうやん!もう3歳やろ!」
と言っても、
「あーうー、赤ちゃんなーのー!」
徹底している。

さらに厄介なのは、その直後に「大人になる」ときだ。
「大人だから、全部知ってるよ!
 全部、一人でやるの!一人で!」
なんやそれ、、、
絶対にできないことも一人でやれると言い張る。
「だって大人だもん!」
という理由だ。

急に近所の小学生男子になる時は、
「おい!遊ぼうぜ!」
「じゃあ、外行こうぜ!」
「おもしろいよなー」
という口調になる。

さらに、ママになる時は、
僕らの配役も変わる。
ある日の配役は、
僕が赤ちゃん、
妻がちーちゃん、
きーちゃんがパパ、だった。
ややこしい、、、

それを急に初めて、
ちーちゃん赤ちゃん状態の時に
ちーちゃんと呼ぶと、
「ちーちゃん赤ちゃんなのー!!もうーーー!!」
と、怒り出すから、
それはさすがにやめてほしいと、
「いや、言われてへんからわからへんやん!」
と、しっかり叱ることと、
「じゃあ、ちーちゃんは赤ちゃんになりたいねんな?
 いいよ、じゃあそうしてあげる」
と、整理をすることをはじめてみた。

さぁ、どうなるか。

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