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短歌27 2/6

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丁寧に 心を言葉に ひとつずつ
空に浮かべて 心に湧くを待つ
(静かな団地を歩いている。
何かを祈りたいけど、言葉が出てこない。
心に浮かんだ言葉を、ぽつり、ぽつりと、口にする。
そして心に湧いてくる「ことば」を待つのだ)

僕のため 神が造った この世界
隅から隅まで じっくり楽しむ


あなたが まぶたのうらに いることで
どれほど強く なれたでしょう

時にうまくいかないこともあるけれど
天仰げばそれさえ小さくて
(レミオロメン『3月9日』より)

幸せとは 星降る夜と 眩しい朝
じゃないあなたに 優しくできること
(back number『瞬き』より)



麗(うる)わしの 門で寝そべる 足なえの
横を通り過ぎ 宮に行く人

金はないが 私にあるものをあげよう
キリストの名に よって癒やされよ

手をとって 立ち上がらせると 強くなり
躍り上がって 歩き、飛び跳ね

立ちなさい あなたの罪は 赦された
そのとき病(やまい)は 癒やされた

(使徒3:1ー)

僕は罪を 心についた 傷と思う
それは愛されて 癒されていく

僕は罪を 伸びしろと呼んで 見たいと思う
癒されていく ためのものだから

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