育児日記 『きーちゃんの人真似』

きーちゃんはもうすぐ10ヶ月。
落ち着き払った0歳児である。

人見知りもなく、初めての場所もグイグイいく。
電車やバスでは、おばさまたちを一瞬で虜に。

そんなきーちゃん、
つかまり立ちができるようになって最近、好奇心が爆発している。
物への興味もさることながら、人への興味も爆発しているのだ。

物への興味については、
我が家はローテーブルでご飯を食べるのだが、きーちゃんの手が届く範囲が広くなりすぎて、水をこぼしたり、ご飯をぶちまけたり、てんやわんや。
しかも最近は「やめて！」とそれを奪うと泣き出してしまう。
とにかく触りたい、舐めたい、抱きしめたい。

人への興味については、モノマネに現れる。
僕が首を振ると真似して首を振るし、
うなづくとうなづく。

昨日の朝なんか、コップで水を飲んでいた。
後ろ姿は完璧に大人のそれである。ピシッと立っていた。
もちろん地面はびちょびちょだけど。

今朝、妻が発見したのは
「わかった！　自分で食べたいんや！」
ということだった。
子ども用の椅子に座らせているが、すぐに立って動き出そうとするきーちゃん。
じっと座っているのが苦痛らしい。全子どもがそうだけど。
しかし、スプーンを持たせ、自分で食べる(食べてる風)ができる座っていられる、ということを発見したのである。
もちろん、めちゃくちゃこぼす。
どっちがいいのか、、、

しかし、妻は、しっかりきーちゃんにスプーンを持たせ、
ボトボトとこぼれる離乳食を手に受けて、自分でやりたいというきーちゃんの気持ちを喜んでいた。
すごい。

でも確かに、自分でやりたいという気持ちは僕も嬉しい。
でも離乳食が手に落ちてくるのはめっちゃ嫌だ。
僕にはできないことをやる妻。
素晴らしい。