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地球の裏側にいる大切なあなたへ
三十路女子研究所のつじりです。
今日はわたしの大切な友だちの話をしたいと思います。
彼女は今ブラジルで旦那さんと4人の子どもたちと生活している。
彼女と出会ったのは、高2で同じクラスになったときのこと。
ということは、知り合って18年になるのかと思うとなかなか感慨深い。
高校を卒業してから、わたしたちは同じ大学で同じ学部に通うことになったが彼女は数ヶ月で退学した。
彼女には幼い頃からブラジルに憧れていたそうだ。
ブラジルに行くまでに紆余曲折あるのだが、わたしはずっと彼女はいつかブラジルに根をはる日がくるだろうと思っていた。
彼女がブラジルに行くずっと前、別の大学に入り直した。
そして岡山に行った。一つ目の大学をやめる時、岡山の大学に行く時、人生の節目節目で彼女は様々な壁にぶち当たっていた。
その壁を乗り越えようともがいている姿を見ている(聞いている)わたしとしては、辛く大丈夫かなぁと心配していた。(余計なお世話。笑)
時には手を引いた方がいいんじゃないの?という出来事も彼女は諦めなかった。
でもわたしは彼女なら乗り越えていくのだろうなと信じていた。
万が一傷ついてボロボロになったら、うんと抱きしめたいと思っていた。
きっとわたしの知らない葛藤もたくさんあったと思う。
彼女の大きな目はいつもキラキラ輝いていた。
華奢な体からは想像もつかないくらい、いつも内なる炎が宿っているひとだと思う。
ひょうひょうとしているようで、悩み苦しみ辛いこともたくさん乗り越えてきたひとだと思う。
岡山で保育の勉強をして、卒業後は保育園で勤務していた。
日本で仕事をしながらポルトガル語を勉強し、お金を貯める日々は数年続いたように思う。
その数年後彼女はブラジルに渡った。
彼女はどんな時も自分の信念を曲げず、コツコツ地道に努力していた。
たくさんの反対やブロックがあったのではないだろうか。
でも彼女は幼い頃からの夢「ブラジルに行く。」ことをずっと想い続けてきた。
夢は何年かかっても、どんなことがあっても諦めなければ叶えることができると彼女から教えてもらった。
わたしは彼女が発する言葉が大好きだ。少しポエティックな文書を書くところはわたしと似ている嬉しい共通点でもある。
彼女は一度もわたしの言うことを否定したことはない。
わたしがどれだけ苦しい状況にいようと、うんうんと肩をかしてくれる。(隣にいなくても、いるような感覚になる。)
多くのひとがわたしのやりたいことや夢を否定したことも、彼女はおもしろいと言ってくれる。
でもわたしが偏り過ぎていたり、卑屈になっているときは、彼女の言葉で諭してくれる。
彼女の言葉には多くの気づきが散りばめられている。
高校を卒業してから、物理的に一緒に過ごした時間は少ないように思う。
今でも頻繁に連絡をとっているわけでもない。
でも、ふとしたときに「あの子なら今何を思うのだろう。」とか「あの子ならどんな視点で話すのかな。」と考える。
大切なひととはどれだけ共に時間を過ごしたか、どれだけ近くにいたかとか測定可能なものではなく、もっともっと深いところで繋がっているのではないだろうか。
彼女と全然連絡をとらない期間なんで今までもざらにあった。
でも、こうやって縁があるひととは繋がっている。
個人的にには、執着の人間関係は好きではない。
健康的でない気がしていて。
損得感情での繋がりもわたしには違う気がしている。
スマートではないと言われればそれまでなのだが・・・
なんというかもっともっと本質的なことを人生で知りたい。
大多数が理解してくれなくてもいい。
世間のマジョリティでなくてもいい。
それよりももっと深い何かとは何か?ということを探求する人生を送ってみたい。
とても抽象的だけど、そのひとつひとつを具体化して体感したい。
彼女と話しているといつもそんな気持ちを思い出させてくれる。
地球の裏側にいるあなたへ。
いつもたくさんの愛をありがとう。
離れていても、言葉じゃなくてもしっかりキャッチしているよ。
これからもわたしの知らない世界を見せてね。
わたしもたくさんの世界をあなたに送ります。
どこにいてもあなたの幸せをこころから祈っています。
わたしと出会ってくれてありがとう。
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