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デザインのひきだしNo.46表紙 箔押し加工について ①打ち合わせ~デザイン決定 事例:02 

ツジカワ株式会社


来るデザインのひきだし46号は

「印刷・紙加工の大百科 箔押し&箔加工編」

です!!

何を隠そうこちらの表紙に弊社で作成した彫刻版と腐食版が使用されております。先に言ってしまうとバリバリ豪華仕様です!!!

次号は箔押し印刷特集をする、ということで、
「まずは箔押し版について教えてください」
とデザインのひきだし編集部の津田さん、雪さんからお声かけいただいた時は非常に嬉しかったです。
さらに表紙に使用する版を作成して欲しいという依頼が来たときは
「是非ともやらせてください!!!」と二つ返事で引き受けました。

そして表紙の箔押し加工はコスモテックさんが手がけられるということで
さらにぶち上がる期待値。

※ちなみにコスモテックさんの加工の凄さに対してダラダラと長い文章をしたためております。
お時間があればご覧ください↓

デザインのひきだし編集部、デザイナーさん、コスモテックさん、ツジカワが揃う打ち合わせの席で津田さんは言いました。

「今回彫刻版用の箔×10種 腐食版用の箔×10種 紙×10種 
計1000パターンの表紙を作りたいんですよねー!!!!」
 

…つ、津田さん??
 
皆様聞いたことありますか?1000パターンの表紙がある雑誌を。
 私はちょっと想像できませんでした笑 
この時点ではほんまにそんなんできんの?
と思っている自分がいました。正直。

そもそも彫刻版と腐食版を一つの印刷物に対して両方使用することが
かなり稀な贅沢仕様です。

しかも雑誌の表紙を全面で押せるほど大きい彫刻版というのはかなり珍しい事例です。彫刻版は版が大きいほど加工・材料費ともにかかり高価になりますし、大きな版をムラなく綺麗に箔押しするには高い技術力が要求されます。
 
それをコスモテックさんの技術で、、、
しかも1000パターンで、、、
 
「見てみてぇ〜〜〜!!!!!」
 
ということで
「誰もやったことないけど、きっとすごいもんができる!」
という若干の不安と大きな期待が入り混じった状態でプロジェクトが進んでいきました。

打ち合わせでは、ツジカワイチ押しの技法や、彫刻版・腐食版でできること、表現が映えるモチーフなどを丁寧に聞き取ってくださいました。
また、社内では見過ごしがちだった表現方法などを
「これ、おもしろいですよね!」と褒めていただくなど、打ち合わせを通じて外部からの視点をいただけたことは非常に勉強になりました。

後日デザイナーの中澤さん(株式会社STUDIO PT.)よりデザイン案が届きました。
おお!めっちゃかっこいい!!!

マゼンタ:腐食版 シアン : 彫刻版

色々なモチーフがおもちゃ箱をひっくり返したように散らばるたのしいデザインです。

これを箔押しで表現すると絶対面白いものができる!と確信しました。
勝手に。

ちなみにコスモテックさんを担当しているツジカワの営業はデザイン案を見た時こんなことを考えていたようです。

腐食版はまだしも、正直こんな全面彫刻版、見たこともないし、やったこともない。本当に出来るのか!?
(コスモテックさんが)やってみたい!と言われたときは一瞬頭を抱えましたが、そう言って下さるなら、それに乗った!!
確かにやってみなければ分からない。やってみよう!という感じでした。
しかし絵柄の多さから社内の人からも心配されっぱなしで、
不安要素いっぱいで進行したのが正直なところです(笑)

ツジカワ営業 心の声

というわけで腐食版、彫刻版の作成過程を次回noteで追っていきます!!
続編お楽しみに!!


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ツジカワ株式会社
大阪に本社を置く金属彫刻屋。 1921年創業。彫刻技術を生かして色々やってます! 主要製品:箔版・エンボス版・ダイカットロール・彫刻刃型・3D造形など。 各種情報発信:https://linktr.ee/tsujikawa