エンジンのかけ方
7月24日(日)
妻を一人にするために、僕は息子を連れて本屋巡りへ。芥川賞、直木賞の本を探す。3件回って探すものの、やっぱり見つからない。どうあがいても見つからない。書店員に声をかけるのは恥ずかしいので、とりあえずグルグルと店内をくまなく回る。
Twitter民の情報によると、8月初旬〜中旬以降の入荷になるかも、とのことだった。どうも今回の芥川賞と直木賞は読者の反応が速い気がする…。賞を受賞した小説は、大体毎回購読しているのだが、今回のように売り切れるということはあまりなかったように思う。
「おいしいご飯を食べられますように」だとか「夜に星を放つ」だとか、わかりやすいタイトルが今回はウケているのかもしれない。Amazonで注文しようとするものの、こちらも届け日が8月初旬で、やはり今は売り切れているのだった。
手ぶらで帰るのはしゃくなので、結局、SNSでおすすめされていた本を買う。これはこれでお目当ての本が買えたので満足。
午後からは、妻に子どもをみてもらい一人でマクドナルドに2時間くらい引きこもる。
毎週、手帳タイムを設けて次週の予定をつけているのだが、今回の手帳タイムは自分のしたいことにちゃんと向き合えた気がするので良しとする。
あとは、学会に向けた抄録づくり(むしろ、こちらが本題)のタスクに取り組む。一番やるべきことというのが、一番やる気になりにくいのが玉に瑕。
性格上、なぜかやらなければならないことこそ後回しにしてしまう。本当は、それこそ前倒しでやるべきだろうと思ってはいるが、どうしてもやる気が湧かない。
それよりも、少しの努力でこなせるようなタスクからこなす方が、やる気も作業スピードもノッてくる気がしている。作業を行う上で、エンジンはかかるべきだと思うが、そのエンジンの掛け方は人によって違う。
僕にとっては小タスクを先にこなすことが効率のよいエンジンのかけ方で、もっと言えば大タスクも小タスクに分解することによって、さらにエンジンを回すことができるのかもしれない。そんなことを思いながら、例によって抄録は全て終えることができなかった。
だが、なんとか締切には間に合いそうな雰囲気は出てきたので安心した(この安心が、時にはイケナイのだけれど)。
夜はスシローを注文して、一家で寿司を食べた。
明日から仕事だ。またエンジンをかけなければ。
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