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ゆでたまごの話し

日本料理ほとり 料理長 濱口淳也です。
いつもありがとうございます。
お料理のちょっとしたワンポイントをお伝えしていきたいと思います。
お役にたてれば嬉しです。

今日は、ゆで卵のお話しです。

ゆで卵は、硬さで感じる味が変わるのご存じですか。
ゆで時間が3分の時、5分の時、8分、10分とそれぞれ出来上がったゆで卵を
食べると、お感じになる味が違うと思います。


お好みもありますが、例えば、
ゆで時間が3分の時は、お醤油。5分の時はお出し系の調味料
8分の時は塩けが濃いめの調味料、たとえば「おでんの卵」はお味噌。
そして10分の固ゆでの時は塩というように、固さで付ける調味料も変わります。

※お湯が沸いたてから、ゆで時間をイメージしています。

同じに卵なのに・・・・
こたえは、主にタンパク質です。
長くゆでるとタンパク質が壊れて硬くなり、お感じになる旨味が変わります。


ところで目玉焼き、あなたは醤油派それともソース派ですか。
多分ですが、生に近い焼き方をされる方は醤油派 固め目の方はソース派ではないでしょうか。
おそらく、同じ理由ではないかと思います。

おまけ
たまごを漢字で書くと、「卵」あるいは「玉子」と書きます。
簡単に言うと生のものは「卵」、調理されたものは「玉子」と
書かれるのが一般的なようです。

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