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shyshyshyなTWICEからNot ShyなITZYへ

ITZYの「Not Shy」MVが公開されましたね!!「こ、これが世に言うカムバ…!!」というワクワクを味わっている、ヨジャドル新参者のひらたです。

めちゃんこカッコイイ曲と振り、堂々とした女の子のかっこよさが存分に味わえる「Not Shy」ぜひ…ぜひ見てみてください…。

kirl tutinの振りはなぜこんなにもキャッチーでカッコイイのか…!足をがばっと開いたの振りから真ん中にキュッと集めて女性らしいラインをつくるスピード感が最高に好きです。ITZYはラストポーズがいつも象徴的でそれも良いですよねぇ…。最後に「ああITZYだ」って改めて思うというか。

そして「言ってみて、Cuz I’m not Shy」のところのリュジンの口の前の手をほどくイカツイ表情から、手が解けた途端クールな余裕のある表情になるのがめちゃくちゃかっこいい!演技派!イェジ推しですが、今回は本当にみんなかっこよかったですね…。次回はチェリョンちゃんが目立つのかな?という気配もして楽しみです。


NiziUちゃんではラップ部分に先輩たちの曲名が入っていたことが話題になっていましたが、この曲にもどこか「TWICE」を感じます。(もっと色々文脈があったらすいません、先に謝っておきます!笑)

TWICEの"CHEER UP"では

「女の子は簡単に気持ちを許しちゃだめ、そしたらあなたはもっと私を好きになるでしょ」なんていう歌詞で、恋する女の子が描かれています。「電話出られなくてごめんね、友達と会ってたから」と断り、サナが可愛い泣き真似みたいな振りで「shy shy shy」と踊る。

なんせこの曲では「もっと好きになってもらえるように、わたしが君を好きなことはまだ言わないよ!だからもうちょっとがんばって!」と好きな相手との駆け引きをドキドキ楽しんでいるわけですよ。

同じくTWICEの"LIKEY"では

「これ以上隠してばかりはいられない」「どんどんさらけ出したい」といいつつ、「まだ隠しておく」とも言っている…好きな人に直接アピールをするのはまだ勇気がいると尻込みしている人が描かれています。

印象的な「Likey」のLを指で作るサビの振り、そして「カメラにおさめて、可愛くして見せるから、必ず押してね、下にある可愛い真っ赤なハート」と歌いながら、Instagramでちょうどハートがある位置を指差す振りは「可愛いし天才」の一言…!

直接は勇気がいるから、SNSで可愛くした私を見て、ハートで反応してね、という好きな人やファンに向けた想いが乗っかった…こちらもまだちょっとした駆け引きをしているように思います。

か・ら・の!!

ITZYの"Not Shy"

「全部欲しい」「すべて言うよ」「私が私の気持ちを言っちゃだめ?なんで?」「君が欲しい、だめ?速い返事はいらないよ、どうせ私のものだから。私を見てることだけで十分」

「Not shy to say I want to you.」

ぶっ壊していく〜〜!!

ITZYは駆け引きしないんですね…。かっこいいです恐れ入りましたと堂々たる姿勢にクラクラします。

「Cuz I like it like it」という歌詞の振りは、LIKEYと同じく指をLにした似たような振りが入っています。意識しているのかしら…!誰かからの「いいね」と自分の「好き」を…?

「私の気持ちは私のもの」「君の気持ちは君のもの」という自己を確立した上で「後悔したくないし時間がもったいないから全部言っちゃうけど、私はあなたが欲しい、だめ?」と聞いているんですね。肯定的な返事を強要しているわけでもなく。

CHEER UPが2016年、LIKEYが2017年、そして2020年、TWICE自身もMORE&MOREで「口先だけのことを言うのはもうやめる」と言ったりしています。私はTWICEも大好きなのでこれからどんな音・言葉・振りが紡ぎ出されるのか本当に楽しみです。

過去を踏襲しつつも壊して変化していく。

JYPが推せる事務所だなと思えるひとつのポイントかもしれません。

「コンセプトが違う」だけじゃないというか、コンセプトにおさまらないというか。男性グループはまだ未履修なんで本当に新参者ですが、このハマりたてのワクワク感がしっかりあるのはたまりませんね!


人間が変わるから時代が変わるんだと思います。時代は人間が作り出しているというか。

誰もが、「自分らしくあろう、誰かに見初められるためじゃなくて、自分で自分のことを愛してあげよう!」という気持ちがもっともっと当たり前に受け入れられるようになればいいなと思います。特に日本ではまだ女性の強さにびっくりしている男性陣も多いように見えますから。

その自己を持った上で、恋をしたり、誰かを愛したりして、幸せを追い求めていけたら最高だな〜という明るい未来が、ITZYからは感じられるのかもしれません。わくわく!

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