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2024、どんどん未来へ。

あけまして、

2024年が始まって、気づけば9日も経っているのですね。
こりゃあまた一瞬で夏になって「もうあと半分じゃん」とか言ってる内に今年も終わってしまうのではないでしょうか。
そんな風に先を予想できてしまうから、年を重ねれば重ねるほど一年って早いのかもしれないですよね。子どもの頃は今日と明日のことだけを考えていたなあ。でもそう入られたのは、今思えば大人たちが先を見て行動してくれてたからなんですよね。

今年もひらたをよろしくお願いいたします。

さて。
一年のはじまりから…いやなんなら去年から、ずっと辛いことが連続していますね。できることは少なく、できる限りの行動をしてもなお無力感に襲われるばかり。

地震のことに関しては、もう地震が来ることはわかっている国なのに避難所の状態があまりにも改善されていないことに困惑し腹が立ちます。南海トラフだってずっとくるくるって言われてるんだから、なんとかしてくれ政府さん…。対策のために税金上げて、裏金問題報道されて、もう希望もなにもあったもんじゃないですよ。やだなあ。

こんな時に、私のような小さな作家ができることはなんなのか。
格差と貧困の時代に、文化がどうあるべきなのか。
大人が子どもたちのために先を見通して準備をしてくれていたように、全てに役割があるはずで。私の役割ってなんなんだろう…。

そんなことを考えながら、新作台本を書いています。

新作ミュージカル

2019年からオリジナルミュージカルを作り始めてなんと5年目。
やっぱり私は、子どもたちや学生たちに向けてミュージカルを書きたい。
だけどどこかで、大人たちの若い頃の蟠りみたいなものや繰り返しの日々で疲れた心もそっと撫でてあげられるようなものが書けたらいいなあ。と、思います。

だけど!
そういう気持ちは引き出しの奥の方にぎゅーーーっとしまって!
やっぱり物語はワクワクしないといけません!
だから今、もりもりのワクワクを引き出しにもう一度詰め込んでいます。
魔法とか、宝石とか、可愛い布地と春の花びら!
遠くそびえるお城の影と、物語が始まる廃れた暗い裏路地。
誰にも知られちゃいけない秘密。
今年の新作ミュージカルは、私にとってのトキメキを詰め込むと決めています!

そんな新作ミュージカル『キルタとぶきみなアパート(仮題)』のお知らせ。

予定をぜひ!開けてお待ちください!
あらすじ

架空の国を作っています。笑
国の歴史、街の場所、それぞれの名前、身分の制度…。土台作りに時間がかかって、1月も9日になってしまった…!大変焦っております。
知らない街に旅行しにきてくださいまし。

…これが今すぐ何かになるとは思えないけれど、でも、現在に私が思ったこと、感じたことを作品に織り込んで一枚の布にしておくことで、いつか誰かに届くかもしれない。誰かの心を少し撫でられるかもしれない。

それが私の思っていたこと・かたちと全く違う事でも良い。全然違う捉え方でも良い。「そんな風に感じてくれたんだ」と、この4年で沢山教えてもらいました。
なんなら「こんなのはクソだ!」と苛立ちや怒りを覚えて、自分で何かを作るエネルギーになったってそれはそれでとても良いなと思います。むしろそのくらいエネルギーのあるものを作れたらいいな。
皆さんのおかげで自分の作るものに年々少しずつ自信が持てていることですし、精一杯頑張ります。

2024年の目標

2024年。辰年。年女です。
今年は兎に角新作を良いものにすること。
新しい現場にお邪魔できそうなので沢山勉強すること。
そして去年もあったひとりぼっちの夜リーディング公演や例年の学生公演でもチャレンジを止めないこと。
それに加えて、来年以降の新しい目標に向かって動き出せたらいいなとも思っています。もう来年の話してる!という感じですが、これは計画性皆無な性格のひらたにとっては大きな進歩です!35歳にして遂に大人になろうキャンペーンを開始しなくてはと思い始めてきました。遅すぎるけど、俳優から脚本家に転身して26歳くらいで人生大きく変わってるから。10年でやっと身についてきたってことかもしれません。

抱負か。抱負とかあった方がいいか。うーんそういえば考えてませんでした。
「未来に向かって生きる!」
かもしれないな。

これはすごいな。いつだって今だけを生きて、いつ死んだって良いな、むしろ今死にたいな!と思いながらあっけらかんと生きてきた私が…未来に向かっている…?
今書きながら自分で驚いています。笑

嫌なこととか、落ち込むこととか、しんどいこともいっぱいあると思います。
しかも今の時代で演劇ってのはかなり生きていくのが大変なジャンルです。
だけど、学生運動の時代に演劇ブームがあったように、暗い時代にこそフィットする娯楽でもあると思います。今の時代だからこそできること、表現できることがあるかもしれないし、表現として後からキャッチしやすいように残しておくことができるはず。

ここまで私に関わってくれた皆さま、よかったら2024年もよろしくお願いいたします。そして新しく出会う皆さまも。

…2023年の振り返りをしないまま2千字も書いてしまった。
ので、今日はこの辺で。また気まぐれに書きます。

私の腕は短くて 手のひらは小さくて 指は10本しかないけれど
広げた腕の中にいる人たちだけでも あたたかく笑えますように!

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