ツイッターやめて、ブログ時代を改めてやろうよ

日々SNS疲れをしている人が多く見られます。

私も自粛期間になってからというもの、ツイッターを見ると気持ちががくっと落ち込むことがよくあります。顔を知っている人の訃報や、風景を知っている場所の閉店や経営が苦しいという嘆き、公演中止の知らせ。

芸術は必要かどうか(必要に決まってるだろ!!)、政府の対応への意見、女性軽視の発言、政治家のセクハラ問題…そういう発信に対する乱暴なリプライ。なにが正しくてなにが間違いか、それぞれの立場で正解は違うだろうに、みんな小さなことでも「それは間違いだ!」「お前は間違ってる!」と叫び合っています。

私としては…ここに来て、今まで日本が「察して」「雰囲気で」「暗黙の了解で」やってきたこと、上澄みしか見ていなかったことや、炎上しても時間の流れとともに忘れてしまっていたこと…そうして底に溜まった泥濘(でいねい)が、いろんな人の足を滑らせているのかもと思っています。

政治の話をしない方がクールだった時代は終わりじゃないか、とも。アーティストは政治の話をしない方がいい、俳優は人間臭さを消すために政治や社会のことには触れない方がいい。下ネタは面白いからよし。

そうして楽しくやってきた楽園は、ウイルスの登場によってもはや崩れ去ったのではないでしょうかね。私は良い機会だった気もしています。


…ってな感じで、ブログに書けば良いと思うんですよ、みんな。

140字の短い文章は日本人に向いているけど、真面目なこと語るのにはやっぱ向いてないんじゃないですかね。頭で整理しつつ、こうして1ページのノートに書き留める方が読んでくれる人は少ないかもしれないけれど、自分のためなんじゃないかと思います。

「なんか自分何者でもないのに偉そうだな」と思ってしまうかもしれませんが、そういう遠慮こそもういらないのではないかと。何者でもない人の言葉こそ有益だったりしますし。あ!!真面目な話をしなくてもいいんです。花を飾ったよ、自炊が捗るよ、今日はNetflixでこれみたよ、好きだった映画や舞台の話をするよ…

「毎日誰とも会えなくてまじでつまんないな」だけをブログに書いたっていいじゃないですか。

もちろんツイッターの方が手軽だしそれはそれでいいんですけど!

疲弊する原因を取り除いて、自分の考えを文章化して整理するのはなかなかいいもんですよ。ロマンチックな話でも、ポリティカルな話でも。ツイッターと違って、わざわざ覗きに行かないと読まないでしょうし。


そうなんですよ…noteにハートなどくれる皆様、本当にありがとうございます。わざわざ覗きに行かないと読まないでしょうに。有料記事もちょこちょこ買って読んでいただけてて、本当に嬉しいです。記事によって買っていただける人が違うのもなかなか面白いです。笑


まあまとめますと、ツイッター疲れたしみんなでnoteやらん?って話です。個人ブログの時代にもどろ。みんなで。好きなこと殴り書きしよ。(爆笑)とか文末につけよ。キリ番踏んでこ(最近流行りの17Liveにはキリ番があるらしいと聞いて笑った)。

私もみんなの文章を、覗き読みしたいな。まってますね。かしこ。

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