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【らべあろ企画】弘前城で一句

この記事はこちらの記事の参加記事である▼

バトンを回してくださったのはSazanamiさん▼


鳥雲に入る鳥瞰の惣構

(とりくもにいるちょうかんのそうがまへ)
【季語】鳥雲に入る


弘前城は、緻密な都市計画によって弘前城下町一帯が防衛の役割を担っており、その構造が「かまえ」と呼ばれる。
中でも「惣構そうがまえ」は、地形を変えるほどの大工事によって、土淵川、堀川、両河川、岩木川と、城の四方を河川に守らせるなど大規模なかまえ。更には点在していた寺社を城の周囲に集めて攻防の拠点とするなど、弘前城主の知性が窺われる城である。
武力を競うのも結構なのだが、できるだけ命の犠牲を少なく守り切れるよう備えたり采配を下したりできる武将が好きだ。
勿論、弘前城址公園はそれ自体訪れても美しいのだけれど、航空写真を見ても楽しいので、遠くの方は是非写真で見て楽しんでいただきたい。


そして、青森といえば林檎だけれど(うちはニンニクも愛用していた)、私は実はアップルパイが好きで、初めてこの「気になるリンゴ」を目にした時には心が躍った。
自分でも焼くけれどこれはさすがに真似できない。お土産に是非。


さて、お次はついに海を渡って(フェリー?青函トンネル?)北海道は松前城。バトンは、本線(?)ではまだバトンの周っていない庵さんにお渡しする。庵さん、よろしくお願いします。


扉絵:『清らかな瞳』アカエリクマタカ Ornate hawk-eagle

※今回は扉絵は句の内容に関係ありません。
なんとなくお城でも見上げてるみたいだったので。


鳥たちのために使わせていただきます。